フィリピンの国民病である糖尿病。
ピナちゃんと結婚した時から気がかりで、食生活と運動の大切さを事あるごとに伝えるようにしていたが、ついにピナちゃんのママが糖尿病になってしまった(涙)
野菜が嫌いなママは、米・肉・ジャンクフードが主食である。
運動もしないことから出会った当時から太り気味で、少しでもダイエットをする気になればと、エクササイズチューブをプレゼントしたりもしたけれど数日だけ使用して放置された。
ピナちゃんファミリーには現在進行形で数名ほど糖尿病を患っている者もいて、以前は糖尿病が原因で足を切断したり亡くなった方もいたのだけど、自分だけは大丈夫だと思うのか、”糖尿病を予防する”といった意識はファミリー全体に感じられない。
結婚前にフィリピンでピナちゃんが食事を用意してくれた時も、ヤキソバをおかずに米とパンを食べる斬新な組み合わせに、「この組み合わせだと100歳まで生きられないよ(汗)」と伝えた所、食事のバランスを考えるようになった。
来日して周囲の日本人の体型と和食を知ったピナちゃんは、フィリピンの食生活に問題があった事に気が付き、フィリピンのファミリーにも「野菜も食べて運動した方がいい」と勧めるようになったが、その声は全く届かない。
それどころか、和食を食べ始めて少し細く(標準体型)なったピナちゃんが里帰りをした時には、「そんなに細くなってどうしたんだ?」と逆に心配するのである。
そのような食生活への意識を持っているママやファミリーだったが、明らかにママは他のファミリーと比べても動かないため、このままではいつか体調を崩すかもしれないと思い心配だった。
病気は早期発見が大切なので「1回は病院でチェックしてほしい」と検査費用をプラスして仕送りをしたが、「注射が怖いから」とピナちゃんみたいな事を言い出して、検査費用はギャンブルと食べ物に消えた事を知った時は「北朝鮮かよ!」と驚愕したものである(怒)
インフルエンザが流行る季節になったので、先月の後半にピナちゃんと予防接種を受けてきた。ピナちゃんはあまり病院へ行った事がないので、大人になっても注射が苦手で、以前、腹痛に襲われて虫の息になっていた時も、頑なに注射される事を拒否していた。[…]
しかし先日、ママから「足がおかしい」と連絡があり、足を見たら足の甲が腫れあがっていた(驚)
ピナちゃんが「すぐに病院で見てもらって!」と伝えると、ママも注射が怖いとは言ってられなくなったのか、妹に付き添ってもらい病院で検査を受けると糖尿病が発覚した。
ママから糖尿病と合併症なのか腎臓も悪くなっていて、あと少し悪くなると透析が必要だと聞かされ、ピナちゃんはパニックになった。
なぜか必要もないのに絆創膏を買ってくる狼狽えぶりで、「ママが死ぬかもしれマセン(´;ω;`)」と泣くので、「病院に行けば死ぬことはない」と伝えると少し安心したようだった。
幸か不幸かダイエットレシピの本を作っている途中である。
フィリピンへ里帰りをして、ママにダイエットレシピを教えてあげれば良いのではないだろうか?
ピナちゃんもママと一緒に病院へ行って詳細な症状が確認できれば、変な想像をして不安になるような事もなくなるだろう。
そんな考えもあり急いで航空券を手配して、現在ピナちゃんはフィリピンに帰っている。
「食事や洗濯はどうしマスカ(´・ω・`)」と、いつものようにオッサンの私を相手に気にかけていたが、私はレンジが使えるようになったし、祖父母の家の糸くずフィルター掃除係に任命されている事から分かると思うが、洗濯機の扱いは得意なため心配は無用なのだ。
ご心配をおかけしましたが心不全で入院していた祖母が、リハビリを家でも頑張ることを条件に一昨日退院することができました。祖母が心配でフィリピンへの里帰り(亡くなった育ての母親の骨を日本へ持ち帰るため)を中止すると言い張っていたピナちゃ[…]
肝心のママが糖尿病をどう捉えているか問題だったが、ママも「このままでは死ぬぞ」とピナちゃんから聞かされて、体重を落とす気持ちになっているようなので一先ず安心である。
ピナちゃんには、ママがダイエットレシピを覚えて運動が習慣化するまで、フィリピンに留まって目を光らせておくよう言ってあるので、再び私は独身生活を謳歌することになった。
糖尿病は遺伝も関係してくるけれど、多くの日本人が発症する2型の糖尿病であれば食事や運動である程度予防ができる。
そんなわけで「皆様も野菜をしっかり食べましょう!」と、間もなく終了する”かつやの全部のせ”を食べたばかりで説得力はないがお伝えしたい(滝汗)
※本日の記事にはお食事中の方に不適切な表現が含まれております、ご注意下さい。たろぉ・・・たろぉ・・・・土曜日の明け方、夢をみている私の耳にかすかな声が聞こえてきた。 何か聞こえるな?[…]