フィリピン妻ピナちゃんのママの糖尿病を改善するため、結婚してから初となる長期の別居を経験中だが、ピナちゃんのいない生活は思っていたよりも寂しい。
寂しさだけでなく、どこに何が収納されているのか分からない、よく耳にする駄目亭主の典型のような状態である。
ピナちゃんに聞けば簡単に解決するのだけど、自分がいないことで私が困っていると思い心配する性格なため聞くことはできない。
そのため片っ端から収納を調べている(笑)
熟睡中にまとわりつかれて目を覚ますことも、帰宅してドアを開けたとたん飛び掛かられることもないし、隙を突かれてチ〇コを引っ張られることもない。
一見すると平和が訪れたかのように思えるが、一緒にいるのが当然の存在がいなくなり自宅に一人ぼっちでいると、何をして過ごそうか戸惑ってしまう。
いつものように短期での里帰りなら、ここぞとばかりにオ〇ホールを買って自慰祭りが開催されるが、今回は帰国する予定日を決めていない。
病状が回復しないまま日本に戻るのは心配だろうと、ピナちゃんの気持ちを慮り、男前ぶって良くなるまで一緒にいてあげるように言ったため、かなりの長期戦も覚悟していて、とてもワッショイ!ワッショイ!と盛り上がる気分ではない。
とは言っても念のため買ってはいる。
本当は祭りも規模を縮小して開催中である。
そんな気分ではないのに祭りが盛況なのは、長期戦になりそうだからと奮発して、家宝にしても問題なさそうな、遺言状に記しておかないとお家騒動に発展しそうな、電動の高級オ〇ホールを購入したからだ(滝汗)
あまり詳しく書くと、またGoogleからアダルトブログだと誤解され、警告がきてはいけないので割愛するが、アダルトVR動画と連動するハイテクマシーンである(悶絶)
それにしても、まだ10日程度しか離れて暮らしていないのに、こんなにも喪失感を味わうとは思っていなかった。
私の中でピナちゃんの存在はそれほどまでに大きな物となっていたようだ。
数日は友人達と食事をしたり、倉庫を改造したりして楽しく過ごしていたが、すでに便座の温もりでは誤魔化せないほど、ピナちゃんの顔をこねくりまわしたい(笑)
ピナちゃんは寂しさ対策として、一歩間違えると変態だと誤解されそうだけど、私の靴下や下着をこっそり持ち歩いている。
今回の里帰りでもスカイプ越しに「オオイ(‘A`)訳:また持ってきてやったぜ!」と、私のパンツを振り回しながら連絡をしてくるのである。
その行動にこれまで全く共感できなかったのだが、寂しがり屋のピナちゃんが編み出した対策方法だけあって、実は有効な手段なのかもしれない。
そこで私もピナちゃんを見習い、まるで熟練の下着泥棒のように洗濯カゴを漁った。
だがピナちゃんの敏腕主婦ぶりが仇となる。
洗濯物を溜め込むことなく、カゴの中には、ここ数日で私が脱ぎ散らかした服や使用したタオルだけだった。
やむを得ず畳んであるピナちゃんのパジャマを拝借し、顔に押し付けて力の限り息を吸い込んだ。
すると柔軟剤の香りが鼻へと広がり、まるでピナちゃんが隣で微笑んでいるかのような錯覚をおこす‥‥‥わけがない!
全く寂しさ対策にはならなかった。
気を紛らわせるために、ピナちゃんが欲しいと言っていたシューズラックをDIYで作って過ごそうと思ったけれど、一日もかからず完成してしまったので、せっかくレンジが使えるようになったし、この機会に冷凍食品ソムリエになろうかと思っている。