筋トレに加えて毎日の食事の1食を筋肉飯に置き換えたことで、ピナちゃんのダイエットは順調に進み目標としていた腹筋が割れた。
食事制限だけのダイエットではなくエクササイズもしているため、もともと尻は大きかったけれど以前よりもプリっとしてきた気がして、ダイエットは成功したと言える。
これ以上のダイエットは不要だと判断し、現在は筋肉飯を週2に減らして、焼き肉の後にラーメンを食べたりもしているが、おそらく体型は維持できるだろう。
ようやく体重を減らしたくない私も、隠れてラーメンを食べる生活から解放された(笑)
後はピナちゃんが出版に向けて楽しそうに写真を撮っている、筋肉飯の料理本を完成させるだけだが少し躓いている。
考えていたよりも料理本作りは大変だった(汗)
名作絵本”金玉太郎の冒険“の出版を経て、「KDPでの出版って簡単やないの!」と、絵本もレシピ本も大して労力は変わらないだろうと高を括っていたせいだ。
料理本作りに苦戦している所は大きく分けて3つある。
- 料理用語が分からない問題
- 英語の料理用語はさらに分からない問題
- 料理名が決められない問題
中々難しい問題に直面したけれど、楽しそうにしているピナちゃんを見ると、今更「料理本を作るのは無理だ」とは言えない。
現在「どげんかせんといかん」と、問題箇所を一つずつクリアにしている。
料理用語が分からない問題
料理のレシピ本は当然だけど料理の作り方を説明しないといけない。
この書き方が独特で「トマトは4等分に切り水に浸し塩大さじ1を加える(適当)」といった、料理本ならではの表現がある。
「ペペッと切って水に入れて塩をふる」みたいな書き方では駄目なのである。
さらに、煮る・茹でる・湯がくといった、全て同じ意味じゃないの?と思う言葉も、実際は使い方が異なり私達を混乱させた。
ちなみに「茹でる」は水で、「煮る」はしょう油などの時に使う。「湯がく」は使わないことにした。
日頃から料理本を読んでいる方なら難しくないかもしれないが、料理本で使われる言い回しはフィリピン妻と料理をしない日本人夫には、読めば理解はできるけれど説明するのは難しい(汗)
せめてもの救いは、短冊切りや半月切りなどの私が理解していない技や言葉を、フィリピン人なのにピナちゃんはなぜか知っていたことだ。
料理用語が分からない問題が発覚した当初は、キン〇マ作品に定評のあるピナチクリン出版からリリースする料理本なので、「ジャガイモはキン〇マ1個分にカット」みたいな他の料理本とは一線を画す表現にしようかと思ったけれど、料理本に情熱を注ぐピナちゃんの猛反対にあい断念した。
ブログのことは秘密にしているので、「本を読んでくれるのはキ〇タマに理解のある人達だから大丈夫だよ」とは言えないのだ(涙)
仕方がないので料理本から料理用語を抜き出し表にまとめて、ピナちゃんの説明を聞きながら文章を組み立てる血の涙を流しそうな作業を行っている。
余談ではあるが料理本の表記ルールなのか、料理の作り方を説明する時は「ネギは3cm幅に切る」といった感じで、材料・大きさ・切り方の順で書かれている事を発見した。
英語の料理用語はさらに分からない問題
フィリピン人と結婚やお付き合いをされている方が、パートナーに説明しやすいよう英語版も制作しようと思っている。
だが日本語ですら苦戦しているのに、英語での表現はさらに困難を極めた。
頼みのピナちゃんも来日してから料理を覚えたので、私同様に英語の料理本を見たことがないのである。
そもそも”〇〇切り”なんてのは和食を作る技法なのではないか?
その辺りもよく理解していないレベルで、このまま英語版の料理本をリリースすれば品質に疑問が残る。
そこで料理写真を頻繁にSNSへ投稿している、ピナちゃんの親友モーリンに助けを求めた。
ピ「料理の説明の仕方を教えてくれない(・∀・)?」
モ「あの料理を作ってるのはメイドだよ(・∀・)」
((((;゚Д゚))))
誤算である。
気持ちは分かるけれど、まさかメイドに作ってもらった料理を投稿してあれ程ドヤっていたとは‥‥‥
しかしピナちゃんがダイエット料理の本を作ろうとしている事を知ると、「ピナが困ってるなら私は手伝う(・∀・)!!」と毎日2時間くらい付き合ってくれている。
無事に英語版が完成して読まれることがございましたら、英語での表現が完璧ではない二人が考えた説明なので、多少のことは目をつぶって頂けると幸いです。
料理名が決められない問題
せっかく料理本を出すなら読んでくれた方が料理名で味が想像できるような、それでいて洒落た料理名をつけたいと思っていたけれど、どうやら私達には名付けのセンスがないようである(涙)
日頃から「今日はハムの筋肉飯デス(・∀・)」とか「タコの筋肉飯デス(・∀・)」と筋肉飯で一括りにしているので、精一杯考えても普通の料理名になってしまう。
洒落たレストランのメニューのようになるかと思って「ドゥ・塩辛」や「ラ・タコサラダ」みたいに、カタカナと・を付ければいけるかと思ったけど、どうだろう?
自分で書いておきながら率直な感想は、頭のおかしいおっさんが考えた響きである(涙)
そもそも料理名はシンプルな方がいいのか、それとも少しは洒落ていた方がいいのか、正解が分からなくなった(笑)
実は本のタイトルも決めかねているので、ピナちゃんが本のタイトルに迷うようなら、最終手段は皆様に選んでもらおうかとも思っていますので、万が一の時にはよろしくお願いします(懇願)