※本日の記事はお食事中に読むにはアレな表現が含まれています。
毎日のように私達は祖父母の家へ様子を見に行っているのだけど、いよいよ祖母の調子が悪くなってきた。
以前入院していた病院から「介護認定を受けてはどうだい?」と時々連絡はもらっていたが、自分たちで何とか出来るうちは頑張ろうと申請をせずにいたのだけど、この先、急激に体調が悪化した場合に対応が遅れてはいけないので、お言葉に甘えて訪問看護とヘルパーのサービスを利用するため介護認定を受けた。
包括センターの方が要介護認定の申請手続きをしてくれて、祖父は要介護1、祖母は要介護3となった。
特に祖母は食事を拒む日が増え、立ち上がるのも苦労するようになり、排便もうまくできないから心配している。
括約筋が衰えたのか立ち上がるだけで便が出る事が増えて、おむつを替えた直後におむつを交換するループ現象が起きてしまい、お陰で私達はパジャマについた便をキレイに落とすスキルを身に着けたので老後も安心である(笑)
しかし、私も、おそらくピナちゃんも全く苦に思っていない便の処理だけど、祖母はおむつを交換する度に申し訳なさそうに「ごめんね(´・ω・`)」と謝り、「気にすんなよ!」と笑い飛ばすものの、祖母は私達へ負担をかける事を心苦しく思っていることが伺える。
このままでは祖母の心に負担がかかるので、何とか排便の失敗を減らせないものかと包括センターのケアマネージャーに相談をすると、画期的なアイデアを授けてくれた。
それは電動ベッド!
布団は立ち上がる時に力が入り便が漏れるのだけど、高さのあるベッドからだと負担が軽減され漏らす回数が減るのではないか?とのことだった。
布団派の祖母は難色を示すかもしれないけれど、後で上手いこと説得することにして介護ベッドの導入を決めた。
以前、ピナちゃんとマットレスを購入した時に介護用のベッドも売っていたのを思い出し、「ありがとうございました。今から買ってきます。」とケアマネージャーにお礼を言って帰ろうとすると、『早まるな小僧!』といった表情で「ここにカタログありますよ」と介護ベッドのカタログを手渡された。
しかも介護保険?を利用することで格安レンタルが可能となっていた。
何て頼りになるケアマネージャーだろうか。
もし昼寝が競技ならば、間違いなくトップアスリートとして名を馳せているフィリピン人妻のピナちゃん。人生の1/3は睡眠と言うけれど、それならば最高の寝心地のマットレスで睡眠の質を高めて、日頃から家事を頑張るピナちゃんの人生を、より良いも[…]
翌日には業者の方が部屋を見にきてお勧めのベッドを手配し、数日後に搬入から組み立てまでしてくれた。
スイッチを押すと上昇下降するだけでなく、背もたれや足の部分まで自在に動くハイテクベッドを見て、祖母よりもピナちゃんが目を輝かせている(笑)
私『乗ってみたいの?』
ピ「お・・・・・・おばあちゃんが先デス(´・ω・`)」
新車には持ち主がまずは乗るような感覚なのだろうか?
ベッドに乗り上げ下げして遊ぶ私を、「おばあちゃんのデスヨ( ゚Д゚)!!」と引きずり下ろそうとしてくる(汗)
祖母に腰かけてもらって、立ち上がりやすい位置にベッドの高さを調整した。
私「ばあちゃん、ゆっくり立てるかい?」
ば「‥‥‥」
私「どう?立ちやすい?」
ば「布団より楽かもしれないね(`・ω・´)」
良かった(涙)
祖父にベッドの使い方を教えていると、傍らでは『もう待ちきれないぜ!』とばかりにソワソワしているフィリピン人が、「アコもアコも(‘A`)!」とベッドに乗りたそうにしていた(笑)
ば「ピナちゃんも乗ってみる?」
ピ「オオイ(*´Д`*)」訳:乗る!
ピッ! ウイーン
アイッ…アイッ…(゚д゚;)
ピナちゃんはベッドが動く不思議な現象に少し困惑していたが、すぐに慣れたみたいで「おばあちゃん寝てみてクダサイ(・∀・)」と祖母を寝かせて、自分の昼寝スペースが確保できるか確かめていた(笑)
ば「ベッドでも一緒に寝てくれるの?」
ピ「オオイ(・∀・)」訳:当たり前だろ!
祖母はベッドを嫌がるかと思ったけれど、何だか嬉しそうで安心した。
祖母の介護で思うように時間が取れず、更新が滞っておりました(汗) 先日、祖母が退院したが、痴呆が進み身体機能も衰えて入院前よりも弱々しい。「年寄りが入院をすると動かないので弱る」と聞くが、その通りである。[…]
フィリピン人妻のピナちゃんが里帰りから帰ってきてから、連日「おばあちゃんの家に行きマス(・∀・)」と退院明けの祖母を気にかけてくれて、祖母宅へ足しげく通っているためブログの更新が途絶えておりました(汗)家族でも介護は精神的にも肉体的[…]