ジュエリーショップでトラウマを克服

フィリピン人妻ピナちゃんがフィリピンで暮らしている頃、何気なく立ち寄ったデパートのジュエリーショップで、店員に「あなたは店に入らないで」と追い出されて以来、ピナちゃんはジュエリーショップやブランド品店が苦手である。

また追い払われるのではないか?と心配しているのだ。

 

苦手なら別に無理をして行く必要もないのだけど、祖父母から「良くしてくれるからピナちゃんに何か買ってあげてくれ」とお願いされていたし、いつもの和菓子ではなく、せっかくなら残る物を買ってみようかと、何か欲しいジュエリーはないのか聞いてみた。

ピ「えらない(‘A`)」※訳:いりません。

 

まぁそんな気はしていた。

そんな気はしていたけれど、私はもう買うと決めているのである。

 

私「じゃあピナちゃんは金玉とジュエリーならどっちが欲しいの?」

ピ「私は金玉は欲しくないデス(´・ω・`)」

私「そうだろ。ジュエリーの方がいいだろ?」

私「ちょっとだけ!見るだけ!お客さん見るだけだから!」

ピ「・・・(´・ω・`)」

風俗の呼び込みを彷彿とさせる怒涛の畳みかけが功を奏し、フィリピン人妻をジュエリーショップへ連れ出すことに成功した。

 

しかし、一口にジュエリーと言っても色々ある。

私が思いつく代表的なジュエリーは指輪・ネックレス・時計だが、私と祖母からのプレゼントでピナちゃんは一通り持っているのだ。

ピナちゃんは日常的にジュエリーを身に着ける習慣がないため、同じカテゴリの物を購入し使い分けるような提案は受け入れないだろう。

 

ジュエリーって他に何があるのだろうか?

頭に王冠が浮かんだけど多分デパートには売ってないし、使う機会も思い浮かばない。

 

車でデパートへ向かう道中、ヒントを得るため信号待ちのたびに歩いている女性をチラチラ見ていた。

ピ「アエイ( ゚Д゚)」※訳:他の女性を見てるのかい!

私「歩行者の確認をしてたんだよ(汗)」

 

怒られながらも私は発見した。

腕輪である。

洒落た女性がキラリと光る腕輪をしていたのである。

 

私「ピナちゃん、今日は腕輪を見てみようぜ」

ピ「ウデワ(‘A`)?」

私「そう。洒落た女性はみんな手首に紐を巻いてんだ。」

ピ「ハエー(゚д゚;)」

 

私達はデパートへ到着し、お目当てのジュエリーショップへ足を運んだ。

ここはピナちゃんの婚約指輪を購入した店で、ここなら何か洒落た品を売っているだろうと睨んでいたのである。

 

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ピナちゃんもそれほど緊張していないようで、1回しか買ってないくせに『常連ですよ』と言った表情で、私達はショーケースを眺めながら腕輪を探していると、さっそく発見した。

「ピナちゃん!あったぞ。見てみなよ。」

 

ショーケースを覗き込みどれが似合うだろうかと吟味していると、ピナちゃんは私の服をひっぱり、「怒られマスヨ(´・ω・`)」と小声で注意してショーケースから離れさせようとしてくる。

私も小声で「触ってもないのに怒られるわけねーだろ」と伝えるが、「シーッ(゚д゚;)」と言葉を遮るように黙らせようとする(笑)

「お客さんダイジョブヨ!見るダケヨ!」と片言の日本語でピナちゃんを説得していると、店員さんが声をかけてくれた。

 

店「こんにちは。本日は何かお探しですか?」

(`・ω・´)ツーン

緊張して固まってるんだろうけど、無視してるみたいになってるよ(笑)

 

私「この洒落た腕輪が気になってましてね」

店「よろしければ着けてみられますか?」

ピ「・・・(゚д゚;)」

ピ「・・・い、いいデスカ(゚д゚;)?」

 

店員さんはあれこれ材質なんかを説明してくれて、お勧め品を数本用意してくれた。

腕輪を前にして悩んでいるピナちゃんに、「気に入ったのから着けてみなよ」と後押しすると、「緊張して汗が出てマス(´;ω;`)」と商品を汚してはいけないと思ったのか、手を握りしめ手汗を気にしていた(笑)

 

手汗を押さえようとスカートでゴシゴシ手を拭くピナちゃんに、「店員さんに着けてもらったらいいじゃねーか」と伝えると、店員さんも「緊張しなくても大丈夫ですよ。どちらを着けてみますか?」と声をかけてくれた。

さらに「私も初めてのお店に行くと緊張して手汗が出ます」と笑顔で気遣ってくれる姿勢に、日本のホスピタリティを見た。

 

ピナちゃんは「こ、これいいデスカ(゚д゚;)」とお眼鏡にかなった腕輪を指さし、緊張した面持ちでそっと手を差し出し固まっていた。

私「どうだい?」

‥‥‥‥‥

‥‥‥‥‥

へへへへっ(*´Д`*)

めっちゃ嬉しそうじゃないか(笑)

 

ピ「どお(*´Д`*)?」

私「こんなの着けてたらプリンセスと間違えられるんじゃないかな?」

店「お似合いですよ。」

ピ「へへへへっ(*´Д`*)」※ご満悦

 

しばらくニコニコと自分の手首を眺めていたピナちゃんは、「ありがとうございました(*´Д`*)」と店員さんに腕輪を外してもらった。

気に入ったみたいなので、シレっと「これを買おうか?」と聞くと、「ちょっと考えマス(`・ω・´)」と即決はできないようなので、デパートの喫茶店で会議を開きジャパネット張りにお勧めした結果、ピナちゃんは購入を決意したかに見えた。

 

しかし、喫茶店からジュエリーショップまでの数分の間に色々と考えたのだろう。

店に入る前に「まだ早いと思いマス(´・ω・`)」と購入を思い留まったようだ(涙)

 

ピナちゃんは店に入ると店員さんに「今日はすごく嬉しかったです。ありがとうございました。」とお礼を言って、今日は買えないけれど腕輪を買う時はここで買うことを伝えた。

すると、店員さんはピナちゃんの指輪に気が付いていて、「こちらこそありがとうございました。指輪のクリーニングだけでも気軽に来店してくださいね(・∀・)」とピナちゃんに声をかけ私達を見送ってくれた。

 

「また来てもいいだって(*´Д`*)」

フィリピンのジュエリーショップで追い出されたことを気にしていたピナちゃんは、「気軽に来店して」と言ってくれた店員さんの言葉がとても嬉しかったようである。

この調子で少しずつトラウマを忘れられたらと思う。

 

家に戻ると「私はジュエリー着けました。楽しかったデス(´;ω;`)」と思いのほか喜んでもらえて、「おう!良かったな!」とキリリと答えたものの、よく考えると私は特に何もしてなかった(笑)

 

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