外出自粛中でも家での生活を楽しもうと、フィリピン人妻ピナちゃんと一緒に料理を作ったり、DIYで色々な物を作って過ごしている。
そのお陰で倉庫にストックしてある木材が底を尽きそうで、そろそろホームセンターに行きたいけれどグッと堪えている(涙)
先日、お料理ユーチューバーとして活動をはじめたが、私が一番選んではいけないジャンルの”料理”を選んだのは理由がある。
大半の読者の方はお気づきだと思うのだけど、真の目的はピナちゃんの料理動画を撮りたいからだ。
国際結婚において大きな悩みとなる食文化。
パートナーが外国人だと、和食が食卓に登場する機会は少なくなる。
それは作り方が分からない、日本食に慣れていないと色々な理由があるけれど、和食動画を英語で解説することで外国人にも和食を身近に感じてもらい、国際結婚のお悩みを少しでも解決できればと思うし、逆にフィリピン料理を日本人にも知ってもらいたい。
そんな思いを胸に秘め、私が楽しそうに何かをしていると、一緒に楽しもうとするピナちゃんの習性を利用して、上手いことやるつもりだったのだ。
だが誤算があった。
私の手料理に希少性を見出すピナちゃんは、動画撮影よりも私の手料理を楽しみにするようになり、料理動画に興味を持たないのである(血涙)
この記事はフィリピン妻の手作り花見弁当に驚かされるの続きです。頑張って作った花見弁当を持って、穴場の花見スポットへと車を走らせた。この花見スポットは地面がひな段のようになっていて、上段に陣取れば下から延びる桜を間近で見ること[…]
このままでは料理チャンネル開設の目的を察して、私の下手くそな料理を見たりチャンネル登録をしてくれた皆様から石を投げつけられる(汗)
令和の孔明と呼び声の高い私は、次なる策を練り上げて、ピリピン人お料理ユーチューバーの誕生を画策したのである。
それはDIY!
ピナちゃんは昨年のクリスマスプレゼントでもらった、お古の電動ドリルが使いたくて仕方がないのだ。
我が家のフィリピン人妻の生態
嬉しかったのだろうけど😱#4コマ漫画 pic.twitter.com/Wm5eEIXCUZ
— ピナ山太郎 (@pinayamataro) December 16, 2019
私「木材が少なくなったから、最後に料理撮影用のテーブルを作ろうと思うんだ」
ピ「オオイ(*´Д`*)(訳:いいよ)」
私「ただ問題があってね‥‥‥」
ピ「どうしマシタカ(‘A`)」
私「せっかくテーブル作っても俺しか使わないのはもったいないと思って‥‥‥」
ピ「そうですか、でもテーブル作りたいデス(´・ω・`)」
私「一緒に動画撮るならテーブルのビス全部ピナちゃんが打ってもいいんだけどなぁ」チラチラ
アコ何の料理作ればいい(`・ω・´)?
食いついた!!
前置きが長くなりましたが、こんな経緯でテーブルを自作した次第です。
以前のDIY記事を見ると、説明を端折り過ぎて分かりにくい気がましたので、今回はなるべく丁寧に解説しようと思います。
しゃれたテーブルの作り方
今回自作するテーブルは、お料理ブロガーらしく「豚バラ肉」をコンセプトに作成した。
本当はパソコンテーブルを作ろうと保管していた写真の杉板(1枚800円くらい)を、ピナちゃんに「豚バラ肉みたいデス(・∀・)」と発見されただけで、完全に後付けコンセプトである。
この豚バラ肉のような出で立ちの杉板(230×20×2000mm)を、ペペッと4枚連結させてテーブルの天板として使用する。
設計図を作る
安定して適当すぎる設計図だけど、少々失敗しても「DIYだから!」と言えば何とでもなるのが自作家具の良い所。
口の字形のテーブル脚2つに、豚バラ天板を乗せるシンプル設計で、テーブルの高さはピナちゃんが料理しやすいよう、キッチンと同じ高さの85cmにしている。
テーブルの脚を作る
ロの字型のテーブル脚はアイアンを使うのが主流で、ネットやホームセンターで1万円~2万円くらいで販売されている。
だがコロナ不況が訪れている今、そんな高級な資材をDIYで使えるのは富裕層だけだろう。
では我々のような庶民はどうすればいいのか!
2×4材をカットして口の字に並べる
※コーナークランプがあると簡単に固定できるのでピリピン人でも失敗しない。
テーブル脚をビスで固定
※床と接する底面は、少しへこませてビスを打つと床に傷がつかない。
テーブル脚をアイアン風に塗装
本物のアイアンを買うと高価なので、ツーバイ材で作ったテーブル脚をアイアン風に塗装(2度塗り)する。
使ったのはアイアンペイント。
塗るとアイアン風に仕上がる優れものである。
テーブルの天板を作る
杉板を4枚連結させるのだけど、良い感じの板が手元に無かったからやっているだけで、加工しなくても使える好みの板を買ったり、コストは上がるが安い合板を買ってダイノックシートやメラミン化粧板を貼る方が楽である。
ダボ穴をあける
相棒のブラックアンドデッカーを巧みに操り、杉板の側面にダボ穴をあけるピナちゃん。
一つ穴をあける度に振り返り、ドヤ顔でこちらを見てくる(笑)
こんな感じの穴をひたすらあける。
木ダボで連結させる
穴の中と板の側面に木工用ボンドを塗って強化する。ダボが入りにくい時はゴムハンマーや木材で打ち込む。
連結させた板を圧着する
4枚の豚バラ杉板を連結させて1枚の天板にすると、その姿は霜降り豚ロースのようである。
ハタガネで圧着させて放置プレイ。
天板とテーブル脚を連結させる準備
ちょっとした家具ならビスで固定しても良いけれど、今回は大きさもあるから頑丈にしたいし、天板と脚を分解して持ち運べるようにするため秘密兵器を使用。
それが上記写真のオニメナット(M4)である。
天板に下穴をあけてオニメナットを捻じ込むと
こんな感じでボルトが簡単に取りつけられる!
これでビスで固定するよりもテーブルの強度が上がり、取り外し可能になるので移動にも便利である。
天板を仕上げる
より高級感と耐久性が増すよう天板に水性ステインを塗り、乾いたら蜜蝋ワックスで仕上げる。
木材の表面に膜ができるため少々の傷なら防いでくれる。
そして何より洒落た仕上がりになるのである!
DIYテーブルが完成
なんということでしょう!
豚バラ肉のような杉板を4枚連結させたことで、想像以上にしゃれた模様になったではありませんか。
テーブル脚にアイアン(偽物)を使用したことで雰囲気が引き締まり、ナチュラルテイストの天板との相性もばっちりで、アイアン脚が本当は数百円の木材とは思えません。
余談ではありますが、写真に写っている室内の壁・床・天井も全てピナちゃんと作っているので、「私はいったい何処へ向かっているのだろう‥‥‥」と匠は少し我に返っております。
この洒落たテーブルを使って、ピナちゃんがYouTubeにお料理動画を投稿する日も近いと思いますが、祖母の介護もありますのでのんびりお待ちください。
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