恋人がほしいバブイ君を奮い立たせた言葉

※本日な記事はあれな内容が含まれています。

ピナちゃんの叔父さんの息子でファミリーの期待を一身に背負う、バブイ君と言う頭が良く太ったフィリピン人の少年がいる。


初めて会った頃はちん毛も生えていないコロコロしたキュートな少年だったが、月日が流れるのは早いもので、気が付けばバブイ君も19歳になった(驚)

バブイ君は私の事をボスと呼ぶ。
最初から呼ばれていたわけではなくて、ボスと呼び始めたのは建築系の雑誌に混ぜて、一緒にエロ本を送ってからである(笑)

 

ファミリーの中でもエリート街道を突き進むバブイ君は、「趣味は勉強です!」と言っても誰も疑わない好青年だが、本当は女好きなのを私とピナちゃんだけは知っている。
そんなバブイ君も色気づいてくる年頃で、この間も髪にパーマをかけたいと叔母さんに言った所、真面目なバブイ君がどうしたのだと周囲が驚き、むっつりスケベのバブイ君もこれまで築き上げたイメージを気にしてか、「流行ってるみたいだから言っただけ」と早々に諦めたようだった(涙)

 

バブイ君の母親である叔母さんは、私達をいつも気遣ってくれる天使のように優しい女性だが、驚くほど過保護で息子達に甘く手を挙げた事など一度もない。
バブイ君の体型に着目しフィリピン人横綱に育てようと、相撲を教えて転がしまくっていると血相を変えて飛んでくるほどである。
このように周囲からは真面目で通り、母親が溺愛しているバブイ君だが、目下のお悩みは恋人ができない事で、仲の良い友人に恋人ができて脱童貞を果たした事を聞き、脱童貞どころか恋人ができたことがないバブイ君は勉強どころではないようだった。
エリートのバブイ君がそんな悩みを周囲に相談できるわけもなく、バブイ君は時々エロ本をくれるボスを頼ってきたのである。

 

その内容は「サングラスを買ってくれた事にしてほしい」との事だった。
ちなみにどんなサングラスを買う予定なのか確認すると、芸能人や洒落た女性がしているのを見かけるハエのような形の大きなサングラスだった(涙)

 

自分で洒落たサングラスを買うと、また周囲に何か言われるので、私が買った事にして「これボスにもらったから…」と渋々感を出すつもりなのだろう。
自分のイメージは守りつつ洒落たサングラスをするつもりで、さすがはプライベートスクールに通っていただけの事はあるな!と感心するプランだが、あのサングラスが似合う男は、菅原文太や松方弘樹といった銀幕のスターだけではないかと思うし、そもそも恋人ができないのはサングラス以前の問題なのではないかと思う。

 

バブイ君に「太れるのも才能だから後は筋肉に変えろ」と筋トレを勧めてみたけれど、バブイ君はピナちゃんの男版のような心優しい性格なので、「筋トレは怖い人がしているイメージがある」とバファリンか太郎かと比較されるほど優しい、筋トレ好きな私を前にして否定的なのである。
その後も色々とバブイ君の話を聞いていると、恥ずかしがり屋のバブイ君はイケメンのみに許される、女性から声をかけられるのを待つスタイルである事も判明し、「俺たちみたいなのは手あたり次第こちらから声をかけないと駄目なんだ!」と激を飛ばしても煮え切らない態度であった。

 

「バブイ君!SEXがしてーんだろ!」

 

歯切れの悪いバブイ君を鼓舞するように聞いてみても、「いや、そこまでは…」と今更優等生ぶるバブイ君だったが、明らかに顔つきが変わっていた(笑)

「凄いの?」と聞いてくるバブイ君に「洒落にならねーぞ」と答え、バブイ君が童貞なのをよいことに、皮を持て余し気味のセックス白帯のくせに、テクニシャンぶってあーだこーだと吹き込んだ。

ただフィリピンでは妊娠させて逃げる男が多いので、必ずセーフセックスをするように教え、もし恋人ができたなら日本製の極薄タイプのコンドームを送ってあげると約束をした。

 

バブイ君の興味は尽きず、良い歳をしたおっさんとフィリピン人が、思春期の中学生のような会話をしていると、聞き耳を立てていたピナちゃんに感付かれてしまい、スカイプの画面にピナちゃんが写り込むと、ピナちゃんを姉と慕うバブイ君は驚いてスカイプを切って逃走を図った(涙)
残された私は「バブイ君に変な事を教えるな」と怒られたが、私だけはムッツリスケベのバブイ君の味方でいようと思うのである。
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