札幌の回転寿司が”格の違い”を見せつけてきた

この記事は札幌のパフェはお洒落すぎて食べ方が分からないの続きです。

 

友人に回っていない寿司屋は高額だと教えてもらってから、カウンターで食べる寿司屋を怖がるフィリピン人妻ピナちゃんは、お財布に優しい回転寿司が好きである。

フィリピン人は寿司が苦手な者が多い中、ピナちゃんはエビフライ巻き→炙りサーモン→サーモン→トロ→エンガワと時間をかけてステップアップする事で、お寿司大好きフィリピン人になったのである。

寿司の美味しさを知ったピナちゃんは、周囲のフィリピン人に「慣れると美味しくなるよ(‘A`)」と味を伝えようとするのだけど、フィリピン人にはハードルが高いのか中々受け入れてもらえない。

 

私との会話だけでなく、日本人の友達と時々回転寿司へ行くピナちゃんは、お寿司トークをする中で「北海道の回転寿司はレベルが違う」との情報を入手している。

只でさえ美味しい回転寿司に更に上があるのだろうか?と、ぴなちゃんは北海道旅行で必ず行ってみたい場所に、カニと回転寿司をあげていた。

 

ピナちゃんの願いを叶えてあげたい添乗員は、札幌の回転寿司を調べた。

すると札幌には人気のある回転寿司が多数ある事が判明し、その中の1つ“なごやか亭 発寒店”に狙いを絞った。

この店舗は観光名所の“白い恋人パーク”と最寄り駅が同じで時間の節約にもなる。敏腕添乗員ともなると、その辺りも考えるのである。

 

トラブルが発生

札幌駅で迷子になりながらも、東西線に乗り終点の宮の沢駅で下車した私達は、白い恋人パークを目指した。

だが前日にピナちゃんが眠った後で、北海道民が愛する珍味”鮭とば”をつまみに1人で酒盛りをしてしまい、携帯を充電することを忘れてしまったのである。

 

 

方向音痴の私達が土地勘のない場所でウロチョロできるのはGoogle Mapがあるからで、もしスマホの充電が無くなると立ちどころに迷子になるだろう。

しかし充電が少なくなっているのは知りながらも、「ピナちゃんの電話を借りればいいや」と安易に考えていたのである。

 

私「充電が無くなっちゃったから電話を借りていいかい?」

ピ「私も充電がありマセン(`・ω・´)」

(|| ゚Д゚)なんやて!

 

だがこんな時でも敏腕添乗員は慌てない。

私達は同じ目的地である白い恋人パークを目指していそうな、今にも乳繰り合いそうな観光中のカップルを探し尾行することにした。

 

周囲を見渡すと雪道に足元がおぼつかない、明らかに冬靴未装備のカップルを発見し、同じく未装備の私もおぼつかない足取りで後をつける。

他にも人の流れがあり、このカップルに着いていけばたどり着けると確信していたが、突如ピナちゃんが「こっちに行きたいデス(`・ω・´)」と人波みから外れ脇道へと行きたがり始めた。

 

私「そっちじゃないと思うよ」

ピ「たのむ(´・ω・`)」

 

なぜ自ら迷子になろうとするのだろうか?と思ったけれど、脇道を見て納得した。

脇道には踏み荒らされていない雪があった。ピナちゃんはマーキングがしたいのである。

 

ピナちゃんはなぜか良い感じの雪を踏みたがる。

 

なんだか凄く目を輝かせているので、仕方がなく脇道へ入るとピナちゃんは雪で真っ白な道にご満悦であった。

ただ運の良いことに脇道は正規のルートへと続いていて、一仕事終えたピナちゃんを連れて再び合流し、無事に白い恋人パークに到着することができた。

白い恋人パークに設置されている機械で電話を充電させてもらい、お世話になったホテルの方用のお土産を買ったり施設をパトロールしたけれど、日が暮れてから来た方がライトアップされて雰囲気を楽しめそうな気がするため、もし来園される方がいらっしゃるなら遅い時間がお勧めです。

白い恋人パーク

住所札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
Webhttps://www.shiroikoibitopark.jp/

 

旅行のメインイベント回転寿司へ

雪道を行軍するピリピン人
なごやか亭を目指し雪の中を行軍するピリピン人

白い恋人パークを満喫し、いよいよ旅のメイン札幌回転寿司を目指す。

元来た道を引き返し、再び良い感じの雪道を見つけたピリピン人が無駄に時間を消費し、予定より大幅に遅れて私達はなごやか亭の暖簾をくぐった。

なごやか亭 発寒店

住所札幌市西区発寒6条9丁目17-10
Webhttp://www.mitsuboshi.net/nagoyakatei/sapporo_hassamu/

 

一見するとよくある回転寿司店のようだが、店員さんは笑顔で元気が良く、気持ちの良い接客をしてくれる。

そして何より寿司が美味い!

 

どのネタも回転寿司とは思えない高い品質を維持しており、パクパク食べられる。

お寿司大好きピリピン人の言葉を借りると、「何を食べても臭みが全くないデス(`・ω・´)」との事である。

“北海道で回転寿司を食べる”という夢が叶ったピナちゃんは、次から次へと皿を取り大満足の様子だったが、札幌の回転寿司はここからさらに格の違いを見せつけてきた。

 

札幌の回転寿司が本気を出す

こぼれるイクラ
こぼれるイクラ
積み重なるエビ
積み重なるエビ

ネタが容赦ないのでシャリが足りない(笑)

調子に乗って食べた私達は、会計を済ませると回転寿司なのに1万円を超えていた(汗)

 

札幌旅行編(完)

 

おまけ-札幌旅行を楽しむピナちゃんの動画

書いている本人も、まさか旅行に10記事も使うとは思っていませんでしたが、お付き合いくださいましてありがとうございます。

最後に旅行編の恒例となっている動画をお楽しみください。

 

 

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  10. 札幌の回転寿司が”格の違い”を見せつけてきた ←今ここ。
なごやか亭発寒店
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