先日Twitterで、安曇野食品工房株式会社からフィリピンスイーツTahoが発売されたと教えてもらった。
いつもありがとうございます!
太郎さん!太郎さん!
飲むタホ(@EMIAL_azumino)出てますよ!!
さすが太郎さん、よみがいいです!— 夕維 (@ringapple1867) November 10, 2020
これまで高円寺のマッチャラボをはじめ、地域密着型の形態でタホを販売する店はあったが、今回発売された「飲むタホ」は日本全国にタホ旋風を巻き起こす可能性がある。
それは発売元の安曇野食品工房が、丸大食品とサッポロの合弁会社だからだ。
安曇野食品工房は業界大手二社の潤沢な資金力と販売ルートを武器に、EMIALの名前でタピオカミルクティーやヨーグルト等を全国のスーパーやコンビニで販売している。
そのラインナップにタホが加わり、全国のコンビニで購入できるようになったので、フィリピン関係者しか存在を知らなかったタホを、誰もが気軽に手に出来る環境が整ったのである(驚)
タホに限らず日本で認知度の低いフィリピン料理が日本の食卓に並んで欲しい。
そんな気持ちはフィリピン人と関係している日本人は誰もが持っていると思うけれど、突然の全国展開に戸惑いを隠しきれない。
安曇野食品工房の商品開発もタホに目を付けるとは、担当者が相当な目利きか奥様か旦那様がフィリピン人なのだろう。
「タホ飲めないならアコはフィリピンに帰りマス(‘A`)!!」
飲むタホは配偶者からのそんな一言をきっかけに、公私混同して開発された商品だと信じたい。
私は「タホブームが来るかもしれないよ!」と、このビッグニュースをピナちゃんに伝え、ブツを入手すべく最寄りのコンビニへと足を運んだ。
しかし無いのである。
人気過ぎて品切れなのか?とも思ったけれど、棚に商品はビッチりと補充されておりタホが並べられていた形跡はない。
手ぶらで帰宅した私を見たピナちゃんは『使えねーな(‘A`)』と思ったのか、「アコが探してきマス(`・ω・´)」とピーナッツ号(自転車)に乗り、縄張りにあるコンビニを全て巡る勢いで出動した。
「そこのコンビニにありマシタヨ(´・ω・`)」
ものの5分で帰宅したピナちゃんから私の捜索能力に文句をつけられつつも、フィリピンスイーツが日本を席巻するきっかけとなる飲むタホを試飲した。
フィリピンの街角で、バケツを抱えたオジサンのタホをどこまで再現しているのかが、タホを知る日本人としては興味深い所だ。
ピリピン人審査員も真剣な面持ちである。
ゴクリ
ピナちゃんは飲むタホを一口飲むと、目を閉じて味を確かめている。
‥‥‥(-ω-)
‥‥‥(-ω-)
コリはお汁粉デス( ゚Д゚)!!
「そんなわけねーだろ!」と私も一口飲むと本当にお汁粉だった(笑)
その秘密はすぐに解明された。
飲むタホには日本人の好みに寄せてきたのか、小豆(あずき)が入っていたのだ。
なぜ安曇野食品工房は一発目から大胆なアレンジをしたのだろうか?
アレンジを知らずに飲んだ日本人は、これがタホの味だと思ってしまうのではないか?
寿司をカリフォルニアロールにされた日本人のように、タホをお汁粉にされたフィリピン人は複雑な心境だろう。
ピナちゃんはどんな気持ちなのか「飲むタホはどう?」と聞いてみると‥‥‥
ありデスネ(`・ω・´)
ありなんだ(笑)
「タホの味と違いマス(‘A`)」と言いつつも、お汁粉好きなピナちゃんは飲むタホを気に入ったようだ。
フィリピンスイーツを日本のコンビニで取り扱ってくれたことに「ありがたいデス(‘A`)」と言いながら、ピナちゃんはコンビニへ行くたびに飲むタホを買うようになった。
ぜひとも安曇野食品工房には、第二弾のタホは本格タホを発売してほしいと思っている。
皆さまもコンビニへお立ち寄りのさいは、飲むタホを一度飲んでくださいませ。
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