この記事は荒稼ぎをするサラリーマン将棋のプロ棋士ピナちゃんの続きです。
特別ルールにより他の棋士を寄せ付けず賞金を独り占めして大金を稼いだたピナちゃんは、友人の買ってきた牛丼を食べた後で百円玉を手で包みシャカシャカと振りながら、「太郎ちょっと買い物に行きマショ(*´Д`*)」と話しかけてきた。
宵越しの金は持たないタイプなのかい?
何かお目当ての物があるのだろうと思い、友人達に「ちょっと出かけてくる」と伝えて、ピナちゃんと二人で外へ出ると、ホクホク顔のピナちゃんは「皆さん、あれ知ってマスカネ‐(*´Д`*)」と嬉しそうに聞いてくるのである。
私「あれって何なの?」
エッエッエッ(*´Д`*)
ピナちゃんは獲得した賞金で友人達に何かを買ってあげたいようだった。
手に包んだ百円玉をチャラチャラとさせながら、浮かれた様子でコンビニに到着すると、店内を一周パトロールした後でレジへと向かい、待機していた店員さんに話しかけた。
ピ「ファミチキを5つクダサイ(*´Д`*)」
店「!?・・・揚げ鶏でよろしいでしょうか?」
ピ「違いマス。ファミチキを5つクダサイ(*´Д`*)」
私「ピナちゃん!ここセブンイレブンだよ(汗)」
(´・ω・`)?
実は数年前にもコンビニのレジ横にある、チキンや肉まんにハマっていた時期があったが、和菓子(主に饅頭)と出会ってからはすっかり足が遠のいていた。
しかし最近私がファミチキを購入して家へ持って帰り、その味を知ってしまってからはすっかりファミチキの虜になってしまい、友人達にも食べてもらいたかったようなのだ。※ただ近頃発売されたファミチキ丼に対しては「コリはちょっと違いマス(‘A`)」と、ファミチキフリークのピナちゃんからすれば、ファミチキのポテンシャルを引き出せていないようで不評であった。
ピナちゃんは「こいつらファミチキって言ってるのに何で他の物を出してくるんだ?」と思ったのか、不思議そうな表情で私をチラチラと見ながらも揚げ鶏を5つ購入し、店外へ出てからファミチキや揚げ鶏の説明をした。
「ソデスカ(´・ω・`)」とシステムについて理解したピナちゃんだったが、自身の好きなファミチキではなく揚げ鶏だったので、行き道の浮かれ具合と比べると少しだけションボリしていたが、ピナ山ヒルズへと戻り友人達に揚げ鶏を配布して、皆からの「監督ありがとう。」という言葉を聞いてご満悦であった。
皆が食べたのを見届けてピナちゃんも揚げ鶏を一口頬張ると
・・・コリハ(゚д゚;)!?
フムムム・・・
マイウー(*´Д`*)
揚げ鶏フリーク誕生の瞬間である(笑)