茹だるような暑さの中、売主の好意で決済前だがピナ山ヒルズ(マイホーム物件)の鍵を預からせてもらい、決済と同時にリフォームが行えるように何度も下見に行っている。
当然物件の電気は止めてあるのでエアコンを使う事ができず、汗だくになりながらキッチンの配置や間取りを考えている。
先日もピナちゃんと物件の下見へ行ってきて、キッチンを設置する予定の場所でエア料理プレイを楽しんでいたのだが、フィリピン育ちのピナちゃんと違い、気温が35度を超えていた事もあり軟弱ボディの私は早々に音を上げて、風通しの良い最上階のバルコニーに避難する事にした。
いつものようにフリチンスタイルとなり服をきちんとたたみ、室内の暑さから逃げるようにバルコニーへ出たが、思いもよらない問題が発覚した。
周りの建物が高すぎて周囲から丸見えなのである(衝撃)
何度も下見を繰り返して周囲には20階や30階建てのビルが乱立している事を把握していながら、バルコニーはフリチンで過ごす空間という先入観のせいで、自宅にいながら公然わいせつの罪に問われるという不条理なリスクに気が付かなかった(汗)
よく都会での生活は息苦しいと聞くが、その意味がやっと分かった気がした。
リフォームはピナちゃんの好きなキッチンを重点的に考えていたが、快適なバルコニーライフを送るために、シェードやフェイクグリーンのツタで目隠しをする等の対策も考える必要がでてきたので、エアキッチンを満喫してホクホク顔でバルコニーに顔を出したピナちゃんに、バルコニーに重大な欠陥がある事を相談した。
私「このバルコニーだと服が脱げないんだ・・・何かアイデアはある?」
・・・(‘A`)ドウゾ
そう言ってピナちゃんは最近はまっている空のヤクルトを、ふてこい顔で差し出してきたのである(涙)
それでリトルボーイを隠せと言うのかい?
私「さすがにそれは入らないよ!!」
イケル(‘A`)!!
いける分けがないだろうと思いながらも、万が一上手い事収納できてしまっては夫の威厳が丸つぶれなので断固拒否したが、仮にヤクルトでピッタリ隠す事ができても変質者としてのグレードが上がるだけで、普通に通報されるだろうし何の解決にもならないことに気が付いた。
内装プランだけで手いっぱいな所に想定外の問題が出てきたが、ピナちゃんと二人で理想の家を考えるのは楽しいものである。