この記事は近況報告と言う名の言い訳とマカオの風俗-Part.1の続きです。
※本日の記事は性的な表現があるだけでなく長いです(汗)御注意ください。
その日の夜、酒を買い込みホテルの部屋でカジノでの反省会を終えてから切り出してみた。
私「明日は旅行の目的である観光地の下見に行きませんか?」
社「・・・・」
私「奥様やお嬢様と来た時に何も知らなかったら格好がつかないですよ。」
社「そうだな・・。明日は風俗に行くか!」
Σ(゚д゚;)!?
この話の流れでどこから風俗が出てきたんだい?
初めての海外旅行で気が大きくなっているのか、日頃はキャバクラには行くが風俗には決して行く事がなかった社長の口から「風俗」という言葉が出てきた事に驚いた。
私「病気でももらったらどうするんですか?奥様に殺されますよ?」
社「いいから探しとけ。ここはマカオだぞ!」
翌日、朝っぱらから特命を受けた私はホテル周辺で恥ずかしい聞き込みを開始した。
風俗の英語での言い方を知らないので調査は困難を極めると予想されたが、手ぶらで帰るわけにはいかないので、現地の人に聞けば何とかなるだろうと判断し、ホテルの向かいにある店に見るからにスケベそうな男性店員が開店準備をしていたので意を決して話しかけた。
私「Excuse me, I wanna sex.(錯乱)」(訳:すみません。セックスがしたいです。)
男「((((;゚Д゚))))!!」
恥ずかしさのあまり動揺していたのか誤解を招くファーストコンタクトとなり、呆気に取られる店員さんに「あなたとしたい分けじゃないからね(汗)」と誤解を解きながら、どこかセックスができる場所は無いかと恥を忍んで聞き込みを続けると、マカオの風俗はサウナの中にある事を突き止めた。
さらに私の見立て通り男性店員は風俗好きのようで、得意気な顔でお勧めのサウナまで教えてくれて「有名なサウナだからこれをタクシードライバーに見せろ」と、紙に中国語で店の名前を書いて渡してくれた。
大収穫である。
特命を果たした私はこの大手柄を社長に報告するべく部屋へ戻ると、私が恥ずかしい思いをしたにもかかわらず未だに爆睡をしておられたので、ベッドを小刻みにガタガタと揺らしセルフ地震を演出して目覚めてもらい、吉報を聞いた社長は「でかした!」と一言だけ言い残し、寝起きとは思えない機敏な動きで身支度を整え始めた。
再びラスト侍となって世界へ打って出る日が来たか・・と、社長の支度を待ちながらリトルボーイに視線を落とすと、「ご主人・・謀反ですか?切り取られますよ」と言っている気がして、かつて世間を騒がせた侍の面影はなく、そこには君主(ピナちゃん)に仕える家臣となったリトルボーイがいた。
忠臣は二君に仕えずと言う事か・・
リトルボーイからの説得とフィリピーナの鋭い嗅覚に恐れをなした私は、直前になって風俗で遊ぶのを思いとどまり、社長に「お供だけします」と告げたのである。
社長の良い所は嫌がれば無理強いする事はなく、ノリが悪いと思われても仕方がない私の申し出を快く快諾して頂き、上機嫌でタクシーに乗り込み目当てのサウナへと向かった。
しかし張り切りすぎて時間が早すぎた為、まだ女性が出勤していないというので、昼食をとりカジノで時間を潰して再出撃すると、店の入り口に関羽の人形が鎮座していた。
私のリトルボーイも福山市民の間では関羽と恐れられているのであるが、まさかこんな所で出会うとは感慨深いものである。
サウナのスタッフからシステムの説明を聞いていると、当初想像していたサウナ付きの個室でプレイするのではなく、店内には大浴場、サウナ、食事スペース、休憩スペースがあり、そこだけの利用も可能で、気に入った女性がいればプレイルームへ移動して対戦する事が分かった。
大浴場だと!?
ここが欧米なら不利な戦いであるが、同じアジア圏のマカオである。
「日本人ってデンジャラスだぜ!」と、マカオの方々を驚かせる必要があるのではないだろうか。
カジノで時間を潰そうと思っていたが、日本国民からの期待を受けとめて日の丸を背負い、風呂に入りながら社長の対戦が終わるのを待っておくことにした。
負けられない戦いがそこにある
何処かで聞いたフレーズだが、そんな心境である。
勝手に日本を代表している私が敗戦しては、帰国して日本人男性の方々に合わせる顔が無く、卵を投げつけられても文句は言えないだろう。
私はロッカーに服を入れ全裸になると、見栄を張るためペチペチとリトルボーイを刺激し、手ごろなサイズになったのを確認して大浴場へと足を運んだ。
国際戦において正々堂々などと言ってられないのである。
獣が牙を剥いて威嚇するように、私も無駄にフリフリさせながら大浴場へ入ると、来店時間が早かった事もあり背中一面に刺青を入れた国籍不明のチンピラが一人いるだけであった。
((こいつが対戦相手か・・))
この大浴場には3つの風呂があり、チンピラさんはその中の一つに入り寛いでいたので、正面に周り込みフリフリと威嚇してはみたものの、風呂から出る気配がないのである。
国が違えばルールも違うのかと思い、先ずは1勝した事にして次の対戦相手を求めて再びフリフリさせながらサウナへと向かった。
横綱の貫禄を醸し出しながらサウナで挑戦者を待っていると、ドアが開きドーピングしている私がいるとも知らず命知らずな挑戦者が入ってきた。
!?‥‥‥社長
私「プレイルームは?」
社「いや、風呂に入ってろみたいな事を言われた。よくシステムが分からないな。」
私「せっかくなんで、ゆっくりして行きましょう。」
社「そうだな。」
そんな会話をしながら過ごしていたが、この社長は負けず嫌いで中々サウナから出ないのである。
いくら社長と言えど横綱である私が先に根をあげてサウナから出るという事は許されない。
戦いは年齢的にも体力の勝る私が何とか勝利し、国内戦ではあるが2勝目を勝ち取りサウナから出ると女性がいた!!(服は着ている)
清掃スタッフか?と思っていると、先ほどのチンピラさんが女性に連れられて奥の小さな部屋へ移動し、台に寝かされ体を洗ってもらっていた。
そんなサービスがあるの!?(衝撃)
色んなサービスがあるものだと社長と湯船に浸かって世間話をしていると、突如照明の色が変わり音楽(浜崎あゆみ)が流れ始め、浴場はダンスフロアのように様変わりしたのである。
一体何事だと湯船の中で慌てていると、瞬く間に数十人の女性に浴槽を取り囲まれた。
まさかとは思うけど女性を選ぶタイミングはここなの‥‥‥?
私「社長!今じゃないですか!誰か気に入った女性がいたら教えてください。」
社「・・・・・止めようかな(´・ω・`)」
Σ(゚д゚;)!?
雰囲気に圧倒されたのか好みのタイプではなかったのか、ここまで来て止めると言い出す社長。
数分間取り囲まれた後、音楽は止み女性達は何処かへ引き上げていった。
私「じゃぁ飯でも食って帰りましょう。ここ無料らしいですよ。」
社「そ、そうだな・・。」
用意された服を着て食事スペースへ移動し食事をしながら、長々と先ほどの非日常的な体験に花を咲かせていると、再びあの音楽が流れ始めた。
社「太郎、ちょっと行ってくる!」
私「ええっ(笑)気が変わったんですか?」
社「いや、本番はしないけど、さっき面白かったから見てくる。」
私「そこの仮眠スペースで待ってるから、飽きたら帰ってきてくださいね」
着ていたパジャマのような服を脱ぎ散らかし大浴場へと向かう社長を見送り、リクライニングシートに腰掛けてお茶を飲んでいると、どこからか先ほどとは雰囲気の違う女性がやってきて話しかけてきた。
女「行かないんですか?」
私「うん。プレイはしないから。」
女「マッサージでもしましょうか?」
私「いや、大丈夫ありがとう。気にしないで。ボスを待ってるだけだから」
女「じゃぁ待ってる間ちょっとだけマッサージしてあげる。」
お嬢さん‥‥‥私に惚れてしまったのかい?
そう言いながら女性は私の足をマッサージし始めた。
こんな金を落とさない客なのに、何と罪深いポギ(男前)な男であろうか。
マカオでゴリラフェイスの需要を感じ取った私は、女性の好意を無駄にしないのが真のイケメンだと大人しくマッサージされていると、女性の同僚がやってきて隣のリクライニングシートに腰掛けて何処から来たのかと話しかけてきた。
お互い自己紹介を済ませて色々な話をしていると、同僚の女性が肩や腕のマッサージを始めて、マカオでモテ期が到来したのだと確信した。
社長が戻ってきた時には、さらに一名マッサージをしてくれる女性が追加されて、ハーレム状態となっており、社長の「何やってんだ?」と言う視線に気が付きマッサージを止めてもらい、お礼を言った後で気取ったイケメン風に別れを告げて、服を着替えて会計をしていると異変に気が付いた。
明らかに社長より私の料金が高いのである。
先ほどのマッサージはサービスではなく、しっかりと課金されていたのだ(涙)
モテ期が到来したなどと生意気な事を社長に言わなくて良かったと心の底から思った。
絶頂から傷心状態になりサウナを後にしてからは、楽しくマカオ観光を行ったのだが、おっさん二人の仲睦まじい様子など特段記事にするような内容でもないので、この辺りで締めさせて頂こうと思います。
ご期待に添えるセクシーな描写もありませんでいしたので、せめてものお詫びにマカオタワーで撮影したセクシー画像をお楽しみ下さい。