フィリピン妻と過ごすクリスマス(前日)

クリスマスはフィリピン人にとって1年で最も重要な日である。
ピナちゃんも11月に入った頃からフライング気味に「メリークリスマス(*´Д`*)♪」と、突然声をかけて来る事が増えていたので、フィリピーナの血には逆らえないのであろう。

そんなピナちゃんを喜ばせる為に、私はサプライズプレゼントを準備してクリスマスに備えようとしていたが、先日のドレエモンとの出会いにより、何が欲しいのかが分からなくなり幾ばくか迷走したが、仲良くしている友人夫婦から「ピナちゃんの使っているバッグにiPadを入れると窮屈そうだ」という助言をもらい、大きめなバッグをプレゼントする事にしたのである。
 
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しかし私は何処かクリスマスに違和感を感じていた。
もうちょっとクリスマスって何かあるのではなかろうか・・?
その僅かな違和感に気が付いたのは、クリスマスイブ前日の23日であった。

家にクリスマスツリーが無い!

私は家に余計な物を置きたくないので、これまでクリスマスツリーを購入した事はなく、興味が無さ過ぎて家にツリーを飾るという発想がなかったのだ。

しかしピナちゃんはちょっとしたイルミネーションを見ても、大変感激している様子だったので「買ってあげると喜ぶのではないか?」 と、私は人生で初めてのクリスマスツリーを購入する事を決意した。

近所の大型スーパーで手ごろなサイズのクリスマスツリーを見つけレジへ持って行くと、私の気品溢れる雰囲気に圧倒されたのか「もう在庫限りなので」と半額にして頂き、一足早いクリスマスプレゼントを貰った気分になったのである。

その後ダイソーでクリスマスツリー用の派手な飾りを幾つか購入し、自宅へ戻り飾りつけを済ませた後で、ピナちゃんを公文へ迎えに行った。

勉強の邪魔をしてはいけないので建物の外で待っていると、涙ぐんだピナちゃんが出てきたのである。
これは・・いじめ(((( ;゚д゚)))? 

私「ど・・・ど・・どうしたのピナちゃん?」

ピ「Σ(゚д゚;)アイ?太郎?何してるデスカ?」

私「何で泣きそうなの?」

ピ「これ貰ったデス(´;ω;`)」 

そう言って差し出した手には、クリスマスカードが握られていた。

クラスメートの小学生がピナちゃんに手紙を書いてくれて、心温まる内容にピナちゃんは嬉しくて涙したようだ。 幼くして女心を熟知しているあの少年は、将来プレイボーイになるかもしれない。
私は密かに彼の事を師匠と呼ぶ事にした。

ピーナッツ号(自転車)を押して一緒に帰宅すると、玄関の前にあるちょっとしたプライベートポーチに金色のトナカイが鎮座していた。

これは先ほどダイソーで衝動買いしたものを「何か面白い反応でもするかな?」と思い置いていたのだが、置き場所が悪かったのか気が付かれる事なく入室されてしまった。

サプライズ第一弾失敗である(´;ω;`)

しかし一度の失敗で自信を無くす事は無かった。私にはサプライズ第二弾クリスマスツリーがあるからだ。
何食わぬ顔で家に入りリビングの扉を開けると、予めセットしておいたクリスマスツリーが電飾をチカチカさせながら待っていた。

ア・・アーイ(((( ;゚д゚)))!?

口を空けたままヘタヘタとその場に座り込むピナちゃん。驚きすぎである。

ピ「い・・家にクリスマスツリーがあるデス(゚д゚;)!!」

私「良かったね!」

ピ「初めてデス・゚・(ノД`;)・゚・ウオーン」

まさか泣くほど欲しかったなんて・・去年買ってあげればよかった・・

クリスマスツリーの前に座り「スゴイ! スゴイ!」と言いながら、飾りをチョンと突ついては「ウヒー(*´Д`*)」と笑い、とても嬉しそうである。
「ピナちゃん珈琲が飲みたいなー」とお願いすると、いつもなら素早く作ってくれる所だが、今日は「アイ・・・(‘A`)・・」と、どうもツリーの前から動きたくなさそうだったので、私の珈琲とピナちゃんのハーブティーを作ってあげてクリスマスツリーの前で、チカチカと灯る電飾を見ながらフィリピンでのクリスマスの思い出を聞いていた。

クリスマスツリーで喜ぶ感覚が今一つ分からないが、喜ぶピナちゃんを見るのは嬉しいのでピナちゃんからすればそんな感覚なのかもしれない。

クリスマスの事を書こうかと思っていたが文章をまとめる能力が乏しく、クリスマスまでたどり着けませんでした。
また明日にでも続きを書こうと思います。

ツリーを見つめるピナちゃん
pina196