ピナちゃん選挙へ行く!

  • 2014年12月22日
  • 日常
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選挙からすでに1週間以上が経過し記事にする時期を完全に間違えているが、ピナちゃんを連れて選挙に行ってきた。


ピナちゃんの国籍はフィリピンなので当然の事ながら選挙権はないが、いずれは日本国籍に帰化する予定もあり、また子供が生まれた場合は教育の過程で選挙について教える事もあるだろう。

その時に選挙制度について何も知らなければ、ピナちゃんが恥ずかしい思いをするかもしれないので、勉強も兼ねて期日前投票へ一緒に行く事にしたのである。

選挙期間中は家の周りを選挙カーが走り回っていたお陰で、ピナちゃんも「これは何かイベントがあるぞ」と感付いており、それが選挙だと知り一緒に出かけれる事が分かると喜んでいた。

投票前日に日本国における選挙制度の基本「小選挙区制」と「比例代表制」についてと、政党ごとの特徴を教えたが、私が政治に関しての英語を全く知らない事もあり、何となくしか理解が出来なかったと思うが今後少しずつ理解を深めてもらおうと思う。

当日は期日前投票という事もあり、人もまばらで勉強するには持ってこいの環境であった。
「屋台はないデスカ( ・Д・)?」と聞いてきたので、お祭りのような雰囲気を期待していたふしもあるが、ピナちゃんにとって選挙権は無いが初めての日本の選挙で楽しそうにしているのが伝わってくる。

私「本当の投票日は日曜日だけどお仕事で行けない人の為に、少し前から投票できるシステムなんだよ」

ピ「ソデスカ(*´Д`*)」

私「あそこで宣誓書を書いてから、投票するからね」

ピ「ハイ(*´Д`*)」

宣誓書を記入し終えてドヤ顔で説明しながら投票所へと足を踏み入れたのだが、入り口で係りの人にピナちゃんが止められた。

(´・ω・`)ダミナノ?(訳:駄目なの?)

勉強の為とはいえ投票権を持つ者しか投票所には入れない仕組みであった。
ピナちゃんの成長を望むあまり、少し考えれば想像する事ができる問題に考えが及ばなかった。完全に私の失態である。

入り口でションボリと立っているピナちゃんを見ると、いたたまれない気持ちになり投票せずに一緒に帰ろうかとも思ったが、ここで帰っては選挙で投票する行為が重要でないと誤解を生む可能性もあるので、「ごめんね。国籍を変えるまでは入れないみたいだから、少し待っててね。」と伝え手早く投票を済ませようとすると、居心地が悪そうに立っているピナちゃんを見かねた係りの方が「今は人がいませんし、特別にいいですよ」と言ってくれた。

御好意に甘えたい所であるが区役所という場所が場所だけに、可能性は低いがうるさい輩が後ほど騒ぎ立て係りの方の好意を仇で返す形となってはいけないし、特例を認めては今後悪意を持って同様の行為を行う者が現れても問題なので、お礼を言った後で丁重にお断りしたのである。

その後、投票を済ませて入り口から投票所の説明をし区役所を後にした。

私「今日はごめんね。知らなかったんだ・・」

ピ「ダイジョブデス(´・ω・`)」

私「次の選挙はどうする?また一緒に行く?」

ピ「ハイ(*´Д`*)」

私「本当に?恥ずかしくなかった?」

ピ「チョト恥ずかしいデスケド、大人の気分です(*´Д`*)」(訳:ちょっと恥ずかしかったけど大人になった気分)

投票を待っている間おちょぼ口になっていたので、相当恥ずかしかったのだと思うが何て心の広いフィリピーナだろうか・・
私の思慮不足により逆に恥ずかしい思いをさせてしまった事をとても反省した。

選挙が終わってみると結果は自民党の圧勝で終わり、共産党も議席を伸ばすなど大方の予想通りだったが、次世代の党が2議席しか確保できなかったのは驚きであった。