この記事はフィリピン妻と過ごすクリスマス(前日)の続きです。
日付が変わりクリスマスイブを迎えた夜、私は夜更かしをする必要があった。
サプライズ第三弾となるクリスマスプレゼントを枕元へ設置する為である。
しかしクリスマスツリーの出現により興奮しているピナちゃんは中々寝ようとせず、作戦が決行できない状況にやきもきとしながらもその時を待ち続けていた。
そんな私の作戦を知らないピナちゃんは一向に眠ろうとしない。諦めて早起きして設置しようかな・・と弱気になった時、ある事を思い出した。
俺・・催眠術が使えるじゃないか!(※私はピナちゃん限定で眠らせる事ができる)
ブランクはあるものの一度習得した催眠術は今も健在で、コロリとピナちゃんを寝かしつけたのである。
関連Link:催眠術師太郎の「3分で人を眠らせる方法」
ピナちゃんを起こさないように息を潜めて隠していたクリスマスプレゼントのカバンを取りに行き、ピナちゃんの枕元というか顔の横に置いておいた。
クリスマスプレゼントは靴下に入っているイメージなので、靴下にカバンの持ち手部分だけでも入れてみようと押し込んでみたが、形が崩れそうなので諦めて眠りについたのである。
ありがとぽ!ありがとぽ!
翌朝、プレゼントを見つけて大騒ぎするピナちゃんから顔中にキスをされ、顔がヨダレまみれになりながら私は目を覚ました。
寝起きの私とテンションが対照的であるが、喜んでもらえて何よりである。
中途半端な時間に起こされたので二度寝をして再び目を覚ますと、クリスマスツリーとカバンの写真撮影会がピナちゃんにより開催されていた。
私「ピナちゃんおはよー。」
ピ「おはようございマス(*´Д`*)バッグありがとう♪」
私「そのバッグならipadも入るし、荷物が多い時にも便利でしょ(・`ω・)b」
ピ「ハイ(*´Д`*)嬉しいデス♪」
私が顔を洗いに洗面所へ行くとバッグを持ったまま着いて来る。
朝食の準備をする時も傍らにバッグを置いており気に入ってくれたようだが、油が散らないか心配であった。
朝食を食べ終えて珈琲を飲んでいると「私もプレゼントがあるデス(*´Д`*)」と、リビングの開けたスペースに椅子を持ってきて私を座らせ、ipadを取り出し音楽をかけはじめた。
ピナちゃんからのプレゼントは、お金を使ったものではなく料理や手紙が嬉しいと伝えてあるので、今年も昨年と同じくプレゼントはダンスのようであった。
音楽に合わせてお尻をプリプリと振り、変なダンスを踊ってくれた。
いつものダンスとの違いが分からないが、ピナちゃん曰くクリスマスに向けて練習していたらしい。
それにしても、このダンスがとても可愛いのである。
ピ「ドデスカ?(*´Д`*)ハァハァ」
私「すごく可愛かったよ(・`ω・)b」
ピ「イエヘーイ♪ よかったらこれもドウゾ(*´Д`*)」
ピナちゃんは「なんでもおねがいをきくチケット」と書かれた手作りのチケットをくれた。嬉しい・・。
だが普段からお願いを何でも聞いてくれるので、使いどころが難しいチケットである。
私「このチケット何回使えるの?」
ピ「一回だけデスヨ( ・Д・)ダイジシテクダサイ」
私「了解!ピナちゃん珈琲おかわり!」(チケット)ピッ
ピ「ダミデス(´・ω・`)チケット使うダミデス・・」
私「チケット使えないの?(笑)」
ピ「持っててくだサイ。チケットいらないデス(´・ω・`)ダイジョブ」
どんなお願いなら使えるのか分からないが、この貴重なチケットを大切にしようと思う。
まさかの三部作になりましたが、次回はクリスマス編をお送りします。