先日記事にしたバブイ君を覚えているだろうか?
覚えていない方はまず、恋人がほしいバブイ君を奮い立たせた言葉をを読んでほしい。
勉強熱心で真面目な性格をしているが友人が童貞を卒業したのを知り、恋人を作ろうとサングラスを購入した。
日頃は女性に興味がなさそうなふりをしているが、商店建築(雑誌)と一緒にエロ本を送ってあげた所、内緒にしてくれと言いながらたいそう喜び私を呼ぶ名称もBossに変わった。
数日前バブイ君から連絡があって、惚れた女性がいることを告げられた。
そしてすでに告白をしたようである。
ついこの間までは「女なんて!」と真面目ぶっていたバブイ君が、先日の話で触発されたのか随分と大胆な行動に出たものだと驚いた。
バブイ君に告白の結果を聞くと「まだ分からない」と答えた。
「まだ分からないってどういう意味だい?」と再び問うと、「今は恋人にはなれない」と言われたようである。
それは完全にふられてるのではないか?と思ったが、バブイ君は女性から言われた”今は”の部分に希望を見出していた(汗)
恋をしたバブイ君は浮かれているのか聞いてもいないのに女性の情報を饒舌に語り始めた。
女性の名はミシェル。何人かで一緒に写っている写真を見せてもらったが、ムチムチとして可愛らしい女性だった。
二人は子供の頃のクラスメートで「実は7歳の頃から好きだった、でも恥ずかしいから隠していた」とカミングアウトしてきた。
バブイ君は10年以上も恋心を胸に秘めて片思いをしていたのである(驚)
どうやって気持ちを伝えたのか聞いてみると、メッセンジャーのテキストだった(涙)
「そこは会って言葉で伝えろよ!」と言ったが「言葉だと気持ちを上手く伝えられない」と言うので、恥ずかしがり屋のバブイ君は告白なんてしたことはないので、ミシェルの前では緊張して上手く話せないのだろうな…と思っていたが、そんな理由ではなかった。
とんでもなく長いのである。
バブイ君はミシェルに送ったテキストメッセージのスクリーンショットを撮り私に送信してくるのだが、どこまでスクロールさせる気なのだろうか?と困惑するほど長文なのである(汗)
10年分の恋した気持ちを文章にすると、こんなにも長文になる事が分かった。
確かにこれを台本として覚えて言葉で伝えろというのは、実力派俳優でもない限り無理だろう。
そして悲しいことにバブイ君の10年分の想いを込めたメッセージへの返信はスタンプ一つであった。
しかし抑えていた想いを吐き出したバブイ君は気持ちが溢れだし、追撃のテキストを再び怒涛の勢いで送ったようで、またしてもスクリーンショットを私に送りつけてきて、長すぎて読む気になれなかったので最後だけ確認すると、ミシェルから冒頭で紹介した「今は恋人にはなれない」と一言だけ書かれていた。
若かりし頃、恋のインディージョーンズと呼ばれていた私が二人のやりとりを分析すると、ミシェルは引いているのではないか?と思うのである。
昔のクラスメートから突然スクロールに苦労するほど長文の恋文が送られてきて、スタンプで冗談で済ませようと思った所に追撃を受け、それでも優しいミシェルはバブイ君を傷つけないために遠回しに断ろうと「今は恋人にはなれない」と返信したのではないだろうか。
酷ではあるが冷静さを欠くバブイ君に、ボスとしては現実を教えないといけない。
私:「バブイ君!その娘は無理だと思うよ」
バ:「最近ミシェルは僕にたくさんメッセージを送ってくれるのに?」
えっ!そうなの?
バ:「このアプリのアイテムを送ると喜ぶんだ」
若いのに貢いだらだめだよ!それはおっさんになってから使う手だよ!
バブイ君はスマホのアプリで課金するアイテムをミシェルに貢いでいた(涙)
10年以上も想いを寄せていた女性を簡単に諦めるのは難しいのだろうと思い、ストーキングしないこと・貢がないこと・長文のメールを送らないことの3つを約束してスカイプを切った。
そんな話があった事をブログのカスタマイズに夢中で忘れかけていたが、先ほどピナちゃんが慌てた様子で「太郎!聞いてクダサイ」と話しかけてきた。
バブイ君の弟からの密告で、バブイ君がFacebookにミシェルへ対する気持ちを「あなたを守る騎士になりたい」とか、ムーンライトがどうのこうのとポエムのように投稿したり、さらに諦めたほうが良いのかFacebookでアンケートまでとっているのを知り、「これは後で恥ずかしいデスヨ!」と心配しているのである。
聞いているこちらが顔を赤らめてしまうような行動に出たバブイ君に、直ちに投稿を削除するように伝えたけれど、年頃のバブイ君はまた何かやらかしそうな気がしている。
私もハーモニカを吹きながら告白をしたことがあるし、思春期にありがちな思い返すと恥ずかしい経験は誰しもあると思うが、記録に残ってしまうスマホが普及する前に思春期を終えて良かったと心底思うのである(滝汗)
恥ずかしい話の過去記事
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