失業したフィリピン人からの相談-第1話

みなさま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

正月休みを利用して父と母が祖父母を見てくれると言うので、のんびりと正月を過ごそうと思っていたけれど、新年早々にフィリピン関連のお悩み相談が多発して穏やかな正月にはならなかった(血涙)

 

日本の新年のあいさつ「明けましておめでとうございます。」

このフレーズが「日本人みたいでカクイイ(・∀・)」とピナちゃんはお気に入りで、元日の昼頃からフィリピンパブの営業電話のように片っ端から友人に電話をかける。

日本人からは「どんどん日本語が上手くなってるね」と褒められご満悦な表情を浮かべ、フィリピン人からは「明けましておめでとうございます。」と挨拶を返されて、フィリピン人同士で日本語の挨拶をしているのが楽しいのか、やはりご満悦なのだ。

 

一通り仲の良い友人へ新年のあいさつを済ませると、「明けましておめでとうございます。」を言い足りないピリピン人は、『友人に電話しろ(‘A`)』と言った表情で私の電話を差し出す。

とばっちりである(汗)

仕方がなくピナちゃんを監督と呼ぶ友人達に電話をするのだけど、「明けましておめでとうございます(*´Д`*)」と言って満足したピナちゃんは私に電話をかわるため、コロナでしばらく合っていない者なんかは積もる話もあり電話が長くなるのだ(涙)

 

監督と呼ばれる理由記事

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社員が引き抜かれただとか、解体現場のビルにヤクザが車をべた付けして難癖つけようとしてくるとか、会っていない間にもそれぞれの人生にドラマが展開されている。

他人事だから「ドアに犬の糞でもはさんでやれよ」と適当な返事をしていたけれど、変わらずみんな頑張っているようで一安心である。

 

心行くまで新年の挨拶を済ませたピナちゃんが、満足気な表情で餅を焼いていると、ピナちゃんの携帯が鳴った。

iPhoneの画面をフリックし、会心の「明けましておめでとうございます(`・ω・´)」を披露したピナちゃんだったが、電話の相手と話始めると次第に真剣な表情へ変化し、声がトーンダウンするのを見て、何やら嫌な予感がするのである。

 

ピ「太郎。ちょっといいデスカ(´・ω・`)?」

私「どうしたの?トラブルかい?」

ピ「太郎とお話したいだって(´・ω・`)」

誰なんだい?

 

電話の主は日本で暮らすフィリピーナのカティだった。

以前は日本の生活や文化に馴染めずマナーの悪いフィリピーナだったが、フィリピンパブを辞めて思う所があったのか日本文化を受け入れるようになり、私が所有していたマンションに入居したのをきっかけにピナちゃんと交流が生まれた。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

電話をかわりカティの話を聞くと失業したようである。

再就職先は当てがあるようだが給与が下がりそうなので、現在住んでいるマンションの家賃を払い続けるのは後々苦しくなりそうだから、安いアパートを紹介してもらえないか?との事だった。

幸いにもコツコツ貯金をしていたようなので、明日の食べ物が無いような状況ではないが、先の見通せない状況で家賃を払い続けるのが不安なようだ。

 

自身の置かれている状況を理解し、瞬時に生活レベルの引き下げを決断するとは随分としっかり者になったものだ。

私に爪の垢でも頂けないでしょうか?

 

きっと皆さまは「困ったピリピン人がいるなら家賃を下げてやれよ!」と思うことでしょう。

しかし出来ないのです。

決して数万円が惜しいわけではなく、カティに貸していたマンションは売却済みなのである(血涙)

 

こうして賃貸仲介会社も休んでいる元日から、フィリピン人の新居探しがはじまった。

つづく

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失業したフィリピーナ
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