ここ最近YouTube関係の投稿が続き食傷気味かとは思いますが、楽しそうにしているピナちゃんを見ると、私の興味も料理YouTubeへ向いてしまい、またまた料理動画についての投稿となってしまったけれど、お付き合いください(汗)
これまでブログのコメントで皆様がピナちゃんを褒めてくれたりすると、「友達が言ってたんだけど‥‥‥」って感じで、寄せられた言葉をピナちゃんに伝えていた。
それがYouTubeのコメント欄で直接ピナちゃんが皆様からのコメントを見られるようになり、褒めてもらえた事が嬉しいピナちゃんは、いつも以上にニコニコして過ごしていて、YouTubeをやってみて良かったと思うのである。
良かったと思う理由は他にも2つあって、1つは先日の記事で紹介したコメントへの返信で、皆様が書いてくれる生の日本語の文章に触れる機会が増えたことで、今後日本語の文章力が向上するのではないかと期待している。
日本語での会話と比べると、どうしても使用頻度が低くなってしまう文章作りは苦手なのだが、時間はかかっているけど真剣に自分で言葉を選び文章を作る良い環境を手に入れた。
ただ相変わらず手書きの返信コメントを「お願いしマス(*´Д`*)」と渡してくるため、YouTubeのコメント欄に代筆する時間を節約しようと「もし良かったらメールでくれないかな?」とお願いした結果‥‥‥
確かにメールで送ってるし、微笑ましいのでつい了承してしまったけれど
そうじゃない(血涙)
今後も代筆作業は続きそうである。
良かったこと2つ目は、知らない事を教えてもらえることだろう。
これはブログのコメントでも実感していて、環境の違う色々な方々から寄せられるコメントは、安心感を与えられたり、私の知らないことを教えてくれるので勉強になる事が多い。
実際にフィリピン人との結婚を周りから猛反対されていたブログ初期の頃は、コメントで受け入れてくれる人がいる事を知り精神的に救われたし、その後も問題があれば、どこの馬の骨ともわからない私達のために真剣に助言や心配をして頂けたりと、おそらく皆様が思っている以上に助かっている。
ピナちゃんが作った料理動画へのコメントも、褒めてくれるだけではなく、おかしな所は指摘して頂けている。
具体的に言うと包丁の扱い方へのご指摘なのだけど、来日してから料理を覚えたピナちゃんは、基本的なことでも知らない事があるし、近くにいる私が包丁の握り方などものともしない料理テクニックを持っているため、これまで包丁の扱い方が違うことに気が付いていなかった。
フィリピン人は指摘されたり注意をうける事が苦手なのだけど、そこは皆様の性格が優しいからなのか、はたまたフィリピン人に慣れていらっしゃるのかは不明だが、褒めながらも教える言葉の伝え方がものすごく上手くて「デキル(‘A`)!!」と驚かされた(汗)
お陰でコメントを読んだ小心者のピナちゃんも「教えてくれて優しいナマント(・∀・)」と肯定的に受け止めて、「包丁のお勉強がしたいデス(・∀・)」とさらなる高みを目指し、今後の動画で良い所を見せようとしている(笑)
だが問題は包丁の使い方を教えようにも、私はこれまでの料理人生において「左手は猫」一本でやってきた為、どう教えればよいのか分からないのだ。
そこで私は和食屋を営んでいる友人に連絡をとり、ピナちゃんに包丁の使い方を教えてもらうことにした。
ププププ・ププププ
友「何でFace timeでかけてくんだよ」※ビデオ電話
私「頼みがあるんだけどさ、痛風チャーハンのレシピ教えてやるから奥さんに包丁の使い方教えてやってくれよ」
友「奥さんの飯が不味いの?」
私「そんなわけねーだろ!美味すぎてミシュランがほっとかねーぞ!」
友「じゃあ何でだよ(笑)」
私「使い方が違うみたいなんだよ、見てやってくれよ」
友「いいけど、いつ?」
私「い‥‥‥今から(//・ω・//)」
友「何でちょっと恥ずかしそうなんだよ(笑)」
ピ「こんにちは(・∀・)」
友「奥さんスタンバってるじゃねーか(笑)」
こうして痛風チャーハンのレシピに釣られた料理人の友人から、オンライン授業で基本的な包丁の使い方を教えてもらえることになったピナちゃんは、プロの技を見せてもらい真剣に話を聞いていた。
まだ鉄人の域に達していない友人は、私の包丁さばきを見て「少し特訓したサルの方が上手い」と的外れなことを言って傷つけてくるので、ピナちゃんを残してオフィスへ逃亡した。
面倒見の良い友人は丁寧に1時間近く教えてくれたようで、授業を終えたピナちゃんから特訓の成果を見せつけるようにメールが送られてきた。
こうしてコメントで教えてもらったお陰でピナちゃんの料理スキルは向上したが、練習で使う食材を無駄にする事を気にするピナちゃんが素振りばかりしているので、「今日は人参を腹一杯食べたい気分だ」と嘘をついてスーパーで人参を買い漁り、千切りにされた生の人参をひたすら食べ続けた。その辺の馬くらい食べた(汗)
そんなわけで、今回は少しだけ上手になった料理長の包丁捌きにも注目して頂けると幸いです。
※YouTubeの設定で字幕をONにすると作り方がテキストで表示されます。