1人で生活できるなら勝手に出ていけ

この記事は離婚を決意したフィリピン人妻の続きです。

ピナちゃんの親友カトリーナは夫や夫の家族からの仕打ちに限界を感じて、結婚生活に終止符を打つ覚悟を決めた。

それでも夫を愛していたカトリーナは夫が目を覚ます僅かな可能性に期待して、結婚生活を継続できる道も残し「あなたが変わらなければ一緒にはいられない」と伝えたようである。

 

マニラ在住のピナちゃんの親友。優しく強く巨乳なピナちゃん憧れの女性。

 

しかし、夫の応えはカトリーナの望むものではなかった。

「1人で生活できるなら勝手に出ていけ。ただし金は渡さないぞ!」

一縷の望みも絶たれたカトリーナは別れる意思を固めたが、今後の生活を考えなければならない。仕事をしながら子供と母親の面倒を見る必要があるからだ。

 

夫もそんな事情を当然知っていて『どうせ出ては行けない』とたかをくくっていたのだろう。

連日「まだ家にいたのか?」と嫌味ったらしくチクチクと言ってくるのだ。

 

だが、夫はカトリーナを侮っていた。

日頃からピナちゃんが「カトリーナは凄く頭がいいデス(・∀・)」と言うように、カトリーナはできる女なのである。

夫の家業であるレストラン経営に陰りが見えはじめたことに危機感を覚え、民泊ビジネスを皮切りに複数の屋台ビジネスで利益を出して、レストランの赤字を補填した実績もある。

カトリーナは子供と母のために夫からの侮辱に耐えつつも、夫と別れて家を出る計画を立てていた。

 

カトリーナはレストランを開業しようとしていたのだ。

その話を聞いた時『コロナ禍でレストランって大丈夫?』とも思ったけれど、病気の母を見るためには時間を管理できる立場が必要なため、カトリーナに選択肢は他になかった。

 

その後、知り合いから潰れた店舗を紹介してもらい開業へ向けての準備を進めた。

そこは小さいながらも立地の良い角地の路面店で、2階に住むこともできるので条件としては申し分ない。

 

残る心配は開業資金である。

夫からの財産分与は期待できないため、コツコツ貯めていた貯金と子供の学資保険?を解約して店舗を借りたが、残ったお金で備品を揃えたり食材を仕入れてレストランを運営し、さらには母親の通院費を捻出するには心許ない。

できるなら1~2ヵ月分の生活費は確保しつつも、店舗に少し手を入れたいのだ。

 

カ「前に私が買った屋台を売ろうと思うの(・∀・)」

さすがはできるピリピン人である。

 

しかし、翌日カトリーナから泣きながら連絡が入った。

すでに屋台は夫に売られていたのだ(血涙)

 

新しい生活を始めようと模索するが、中々思い通りにはならない。

あてにしていたお金が手に入らず追い詰められた親友の姿を見て、ピナちゃんは「私が助けないと」と考えたようだ。

 

「お話がありマス(´;ω;`)!!」と筋トレ中の部屋へ駆け込んできて、カトリーナが困っている現状を伝えらた。

そして、ピナちゃんがお金がない時に食べ物をご馳走してくれたり、「豚小屋に住んでいる」と馬鹿にされた時もかばってくれたり、仲間外れにされた時も手を差し伸べてくれたことを、もう何十回も聞いたことがあるけど再び聞かされた。

ピ「私はたくさん助けてもらいマシタ。今度は私が助けたいデス(´;ω;`)」

 

どう助けたいのか聞いてみると、家賃収入やお小遣いを貯めた貯金からカトリーナに援助をしたいようだった。

黙って送金すれば私は気が付かないのに、家のお金だと思って相談する所が律儀である。

 

私「・・・駄目だ!」

ピ「でもカトリーナの生活ダメになりマス(´;ω;`)」

 

ピナちゃんの気持ちは理解できるが、友人同士で金の貸し借りをするとろくなことにならない。

返そうとする意志があっても返せない状況になる場合もあるし、カトリーナの性格なら開き直ることはないと思うけど負い目を感じてしまうだろう。

それは返さなくてもいいとあげた場合も同様である。

 

そもそもピナちゃんは貯金をしては株主優待券目当てで株を買うので、たいした現金は持っていない気がする(汗)

なけなしの現金を援助した所で焼け石に水だし、私だってピナちゃんの親友に対するふざけた仕打ちに腹を立てているんやで!

 

私「俺がスポンサーになる!」

((((;゚Д゚))))

私「日本人の資金力をバカ夫に見せておやんなさい!」(カマ口調)

ピ「オオーイ(*´Д`*)」

 

スポンサーになることを連絡をすると、安心したカトリーナは泣いた。

その姿を見てピナちゃんも泣いた。

私だけ『百万円とか言われたらどうしよう((((;゚Д゚))))』と冷や汗をかいていた。

格好をつけた手前、下手に値切れないのだ(滝汗)

 

スポンサー
なんぼや・・・・・・なんぼ必要なんや!

 

私「い‥‥‥いくら必要なの」

カ「40,000ペソ(´;ω;`)大丈夫?」※約9万円

私「まかせとけ(`・ω・´)!!」

 

思っていたより少額だったことに気を大きくした私は、高金利の金貸しに手を出されても困るし色を付けて送金すると、数日後に受け取ったカトリーナはまた泣いた(笑)

ただ無償援助をする気はさらさらないので、「儲かってビルを建てたら返してね(懇願)」と伝えている。

 

こうしてカトリーナは無事に夫と離れて、店舗の2階で実母、子供と一緒に暮らしはじめレストランのオープンに向けて動き出した。

「扇風機しかないから暑い(*´Д`*)」と文句を言っていたし、これから待ち受ける現実を考えると不安な気持ちもあるだろうけど表情はとても楽しそうだった。

 

つづく

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