我が家には、頂き物や購入したお菓子を保管する、お菓子BOXという大きめの箱がある。
お菓子BOXに入れられたお菓子は、私とピナちゃんのどちらが入手したに関わらず、自由に食べても良いシステムを採用している。
とは言っても、ピナちゃんは気に入ったお菓子があると、そればかりを集中的に食べるので新しいお菓子に中々挑戦しない。
本日は、そんな探究心の無さが招いた悲しいお話である。
お中元シーズンが到来し、名ばかりの会社だが様々な贈り物を頂いている。
頂いた食べ物は家に持ち帰りピナちゃんと食べるのだが、その中にマカロンがあった。
見た目も可愛いのでピナちゃんも喜ぶだろうと思い、お菓子BOXの中に入れていたが数日経過しても減っていない。
お菓子を食べてないのかとも思ったが、チロルチョコは減っているので認識はしているはずである。
ピナちゃんが興味を持たなかったので、ここぞとばかりに連日私がパクパク食べていた。
貧乏性の私にとってゴディバとマカロンは、コストと味と量のバランスが取れていない気がして、人にプレゼントする事はあっても、自分で買う勇気がでないが好きなのだ。
マカロンも最後の一つになったので、一応ピナちゃんに声をかけてみた。
私「ピナちゃんマカロン食べないの?」
ピ「ハイ!イラナイデス(´∀`)!」
私「マカロンは食べた?」
ピ「タベテナイデス!チロルチョコがイイデス(´∀`)」
私「すごく美味しいのに食べないの(´・ω・`)?」
ピ「オイシ デスカ・・?タベタイデス(*´Д`*)」
パクリ
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
(((( ;゚д゚)))オイシーーーーー!!
ピ「タロウ!! オイシデス!! もう無いデスカ( ・Д・)!?」
私「それが最後だよ。」
ピ「ハッラー! 残念デスネ(´;ω;`)」
翌朝、ダイニングテーブルの上でサランラップに包まれ保管されている、食べかけのマカロンを見つけた・・・
。・゚・(ノД`)<タロウ! ナンデ食べるデスカ!!
世の中の厳しさを知ったピナちゃんであった。