この記事は粉々の化粧品を使っていたピナちゃん(;ω;*)の続きです。
ピナちゃんの化粧品を買いに行く約束をしたが、ネットで化粧品を調べてみても、数が膨大すぎて何を選んで良いのか分からない。
それ所か、結局何が必要なのかも分からず途方に暮れていた。
そんな時、救世主が現れる!
優しい方々がコメント欄へアドバイスを書き込んでくれたのである。
- 販売員みっちり研修させてブランド問わずで接客できる所があったはず
- 買うなら各ブランドのアドバイザーに聞いてみて
- 一番のオススメはCHANEL
- 初めてならドラッグストアの方が良い
- 拘らなければ、ニベアのクリームでも十分
- 化粧水・乳液・美容液・パックが一つで済む『オールインワンジェル』
- 塗るだけで済むBBクリーム
- 35才を超えてからはフェイスパック
- ブランド物を2つくらい買ってあとはドラックストアで揃えてみてはいかがでしょうか?
- クリスマスの時期は各ブランドコフレがでる
- メイク本かファッション雑誌も一緒に買うと良い
後はピナちゃんの要望を聞き、買い物をするだけだ。私「ピナちゃん、何か欲しいブランドの化粧品はあるの?」
ピ「何でもダイジョブデスケド、フィリピンはBELOが人気デシタ(`・ω・´)」
デパートのWEBサイトを調べてみるが、BELOが無い・・日本では人気がないのだろうか?
私「ピナちゃんBELOないみたい、他に知ってるブランドある?」
ピ「シシェイド(`・ω・´)!!(訳:資生堂)」
資生堂・・・・・あった!
私「ピナちゃん、明日はデパートで資生堂を買おう!」
ピ「アリガトポヽ(´Д`*)ノウヒー 」
私「でも、デパートで買うのは2つだけだよ」
ピ「(・`ω・)b オポ!(訳:了解です)」
翌朝、興奮気味のピナちゃんと共にデパートへ向かった。
目指すは資生堂のファンデーションである。
だがデパートが近づくにつれて、ピナちゃんは心配になってきたようだ。
ピ「初めてダカラ どれをチョイスしていいか分からないデス(´・ω・`)」
私「アドバイザーが選んでくれるらしいよ」
ピ「でも、たくさんチョイスされたらドウシマショ?シシェイドは2つデス(´・ω・`)」
私「オールインワンジェルって一つになってるのもあるから大丈夫だよ」
ピ「太郎、何でも知ってマス(´ω`*)スゴイデスネ!」
昨日コメントで教えてもらった事を、自分の手柄にしているのは秘密である。
私「一番のオススメはCHANELだけど、資生堂がいいの?」
ピ「CHANELはバッグやウォレットのカンパニーデスヨ( ・Д・)?」
そうこうしている内にデパートへ到着。
二人にとってデパートと言えばデパ地下なので、初めての化粧品コーナーとなる。
資生堂へ向かわず、ニコニコしながら化粧品コーナーを一通り見て周るピナちゃん。
初めての体験を楽しんでいるのだろう。
SK-Ⅱというブランドを見ていると、販売員の女性に声をかけられた。
販「何かお探しですか?」
ピ「ファンデーションデス(゚∀゚)」
販「お肌の状態を見てお選びしましょうか?」
ピ「ハイ! オネガイシマス(`・ω・´)」
資生堂は・・・いいの?
少し話しをした後、販売員の方にメイクしてもらえる事になった。
ピナちゃん大喜びである。
少し時間が掛かるようなので、私は店内を見て周ることにした。
ピナちゃんには2つと言ってあるが、デパートでもう一つくらいは買ってあげようと、頬を赤くする物を探していると、可愛いらしい入れ物のブランドを見つけた。
私「すみません、頬を赤くする物ありますか?」
販「チークですか?」
私「おそらく、それです。」
好みを聞かれるがよくわからないので、人気の物を購入。
本屋でメイクの本を買いSK-Ⅱに戻ってみると、一段と美しくなったピナちゃんがいた!!
ピ「太郎!ドデスカ(`・ω・´)」ピシィ
ピ「ドデスカ(`・ω・´)」ピシィ
ピ「ドデスカ(`・ω・´)」ピシィ
やめて、恥ずかしいからデパートでモデルポーズをとらないで!
私「すごくキレイだね!」
ピ「ナマントー.+:。(´ω`*)゚.(照れてる)」
SK-Ⅱが気に入ったらしいので、ファンデーションを買い、他のブランドでまつ毛に付ける物を買った。
ピ「タロウ、今日はアリガトウゴザイマシタ(*´ェ`*)」
私「どういたしまして、これからドラッグストアで他の化粧品を買うよ」
ピ「Σ(゚д゚;)・・・イ
リマセン。ファンデーション買ッタデス。」
私「他にも必要な物があるでしょ?」
ピ「モウ ダイジョブデス♪何もイリマセン(*´ェ`*)」
何て物欲のないフィリピーナなのだろうか・・・
家に帰り、ファンデーションの箱をパカパカ開けたり閉めたりしながらニヤニヤしている。
ピ「こんなにキレイなの初めてデス(*´Д`*)アリガトポ♪」
私「メイクの本も買ったよ。」
ピ「見せてクダサーイ(*´Д`*)」
メイクの基本の本を二人で見てみる。
ピナちゃんはナルホドナルホド!と真剣に見ているが、本で紹介されている道具は、ほぼ持っていない。
何だか不憫である・・
「ちょっとコンビニに行ってくるから勉強しててね」と伝え、ドラッグストアに向かった。
ここから先は、私一人で化粧品を買わなければならない。
オカマちゃんだと思われるのだろうか・・
ドラッグストアのアドバイザーの女性に「オカマではない事」「妻へのプレゼントだという事」「持っている道具」「あれば資生堂が欲しい事」を伝え、必要な物を購入した。勧められなかったがパックも購入した。
家に帰り、チロルチョコと一緒に買ってきた化粧品を渡すと
・゚・(ノД`;)・゚・予想はしていたが号泣した。
並べて眺めている化粧品
買った本
日本人女性に比べると足りないとは思うが、少しずつ増やしていきたいと思う。
色々アドバイスしてくれた皆様、ありがとうございました。