先日の記事で住宅ローンについて、じぶん銀行の狂ったスペックに触れた。
消費者目線に立った恐ろしいまでの低金利に加えて、団信と保証料を無料にする他行の追随を許さない姿勢は、「銀行界の革命児やないか!」「世紀末覇者拳王やで!」と称賛していた。
じぶん銀行はネット銀行の特性を生かし仮審査の申し込みから契約までネットで行える。
この銀行に行く手間すら省いてくれる仕組みには他行の貸し出しが心配になるほどだ。
このような素晴らしいサービスを提供するじぶん銀行に私の心は完全に奪われてしまったので、すぐさま住宅ローンの仮審査の申し込みを行った事を前回の記事で紹介した。
そして昨日の朝、部屋の掃除で手の離せないピナちゃんに変わって、おやつで食べる饅頭の買い出しをしてレジで饅頭を包んでもらっている時に、スマホを見るとじぶん銀行から「住宅ローン仮審査終了のご連絡」と「今後のお手続きについて」の二通のメールが届いている事に気が付いた。
申し込み翌日に結果が出るとは審査スピードも尋常ではなかった。
でも…仮審査に落ちた(ノω・、)
「今後の手続きについて」のメールタイトルを見て、完全に仮審査は通ったとものだと思い油断していたので驚いたよね(動揺)
事業用ローンよりも審査が甘いと事前情報を得ていて、仲介不動産屋にもローンの事は気にするなと大きな事を言い、販売価格に指値を入れて了承まで取っていたのにこの結果である。
調子に乗って借入額をMAXで申し込んだりと思い当たるふしは色々ある。
申し込んだあと少し嫌な予感がしていたのは、今回のような特殊なケース(賃貸併用物件)で、購入後の改装プランや図面を添付する所がなく、居住面積を説明する備考欄も設定されていなかったので、私の購入する物件の住所を調べると、そこには商業エリアに建つ事業用ビルが建っているので住宅ローンが通らなかったのではないかと現実から目を背けている。
しかしはっきりした事は分からないので、ガラスの心を持つ私は「来日間もないピノイのアルバイトが何らかの理由で審査をして、分けも分からないまま落としたのだ」と自分に言い聞かせていた。
おのれ・・じぶん銀行!勝手の分からないピノイに無茶な仕事をさせやがって(言いがかり)
すっかり購入する気でいたのに審査に落ちたので買えませんでした(//・ω・//)となれば、ブログに作ったマイホーム購入カテゴリを持て余してしまうし、何より楽しみにしているピナちゃんを失望させてしまう。
そこで饅頭屋からの帰りにメインバンクへ寄り、恥を忍んで住宅ローンをお願いすることにした。
ただ少し前にメインバンクの担当者がオフィスへ来たときに「ピナちゃんと家を買おうと思う」と話した時に是非うちでローンを組んでください」と言ってきた担当者に、「個人と法人は別々の銀行で考えてるからごめんね」と断った経緯があり恥ずかしいのである。
大口を叩いたのでとても恥ずかしいのである(涙)
担当者に連絡を入れて銀行へ行き、待っていてくれた担当者に部屋へ通された。
銀「今日はどうしたんですか?」
私「住宅ローンをお願いしたいんだけど(//・ω・//)」
銀「本当ですか?ありがとうございます」
銀「太郎さんは私達を選んでくれると思ってましたよ(´∀`)」
私「落ちた・・・」
銀「えっ?」
私「じぶん銀行の審査に落ちた(ノД`)」
銀「そうなんですか(笑)」
私「これ物件資料。賃貸併用だけど50%以上は住居にするから。いける?」
銀「ええ問題ないです。まかせて下さい大丈夫ですよ」
私「金利は0.5%くらいにしてね(´・ω・`)」
銀「・・・・・(゚д゚;)」?
持つべきものはメインバンクである。