先日に引き続きピナちゃんと日曜大工を行っていた。
とても小さな部屋なので床のスペースを確保する為に、ホームセンターで購入した木材を利用して壁面に沿うようにカウンターテーブルを作ろうと企んでいたのである。
やすりがけを行い組み立てた後で水性塗料を塗り、塗料が乾くのを待つ間にお腹が空いてきたので、マンションの向かいにある焼き肉屋で食事をした。
食事を済ませて部屋へ戻ると良い具合に塗料は乾いており、二度塗りをしようかと思ったのだが、食後の満腹感と眠気で二度塗りどころか家に帰るのも面倒になってしまったのである。
この部屋はしばらくの間、秘密基地として使用する予定であるため、ソファベッドを導入していたので眠る事は可能だが、常備してある生活用品はトイレットペーパーくらいで、タオルやシャンプーといった物は用意していない。
顔に似合わずキレイ好きな私は歯磨きをして風呂に入らないと眠れないので、必要最低限の生活用品を揃える必要があった。
私「ピナちゃん今日はここにステイしよう」
ピ「いいデスヨ♪ トリップみたいデスネ(*´Д`*)」
私「でも、ここにはタオルやシャンプーがないんだ・・・」
ピ「どうするデスカ(´・ω・`)?」
私「買い物に行ってきてくれる?」
ピ「ハイ(*´Д`*)」
私「一人で大丈夫?」
ピ「トラストミー(・`ω・)b」
ちょっとした旅行気分になっているピナちゃんは楽しそうに買出しに行く準備を始めたので、私は必要な物を紙に書きお金を渡そうと財布を見たのだが、カード社会の弊害か現金が4,000円しかなかったのである……。
私「財布にお金が無いから、ピナちゃんのお金貸してくれない?」
ピ「しょうがないデスネ、良いデスヨ(‘A`)」
私「ごめんね」
ピ「どうぞ(‘A`)」チャリン♪
私((250円だと・・))
私「ピナちゃん、渡してある食費は持ってないの?」
ピ「お家デス(‘A`)」
((((;゚Д゚))))
こうして二人の全財産を合わせても4,250円しかなかったので、大幅に買い物リストを見直さざるを得なくなり、バスタオル1枚、翌日のピナちゃんのTシャツ1枚、二人の下着・靴下各1着に加えて歯磨きやシャンプーなどを残して他は渋々諦めたのである。
これだけに絞っても予算はギリギリである事が予想されるのでリストに優先順位の番号を振り、その紙を握り締めてピナちゃんは旅立った。
仮眠を取っていると戻ってきたピナちゃんに起こされ、買出しの戦果を確認すると、見事にリストアップされた全ての品物を揃えていたばかりか、余ったお金で翌日の朝食にとオニギリまで購入してくるとは、何と優秀なフィリピーナであろうか……。
だが残念ながら只一つだけ、何でこれをチョイスしたのだろう?と思う物が混入されていたのである。
それが、これである。
この情熱的な色をしたTバックのパンティーはピナちゃんのセクシーパンティーなのかと思っていたが、よく見ると下の方に二つ穴が空いており「たこ焼」と言う、意味深な文字が書かれているのだ。
お気付きの方もおられると思うがこのパンティーは男性用で、この二つの穴から金○を出す事で、まるでタコヤキのように見えるという、考えた人はきっと頭がおかしい斬新なデザインのパンティーなのである(驚愕)
私「何でこれ買ったの?」
ピ「エッエッエッ(´∀`*)※笑い声」
あっ・・これ確信犯だ・・
買いなおすお金も持っていないので、風呂上りにこの屈辱的なパンティーを身につけたのであるが、パンティーから顔を覗かせる金○は完全にタコヤキであった。
私のタコヤキ姿に腹を抱えて笑い転げるピナちゃんを見て、これが羞恥プレイか!と、何とも感慨深い気持ちになりながらも、日課の筋トレをしていなかったので、汗をかかない程度に腕立てでもしようと床へ手を突き、腕を曲げ状態を沈めると、床に完全に寝そべった状態のピナちゃんが私のタコヤキを見ながら「オオーイ(*´Д`*)」と、腕立てのリズムに合わせて爆笑しながら掛け声を掛けてくるのである(涙)
余りにも楽しそうに笑うので釣られて笑ってしまい筋トレにならなかったが、ピナちゃんが楽しそうなので私はこの姿を受け入れる事にした。
翌朝、帰り支度をして、借りてある駐車場まで車を取りにいっている途中で、少し現金を用意しておこうと銀行のATMに並んだのだが、「みんな真面目な顔をして並んでいるけれど私は金○が出てるパンティーを履いてますよ!」と心の中で思い、露出狂の人の気持ちを少しだけ理解した。
是非この記事を読んだ男性は、ドンキホーテに売っているのでタコヤキパンティーを購入して奥様や恋人にサプライズをして頂きたい。
※妻に料理の本を読んであげるため、コメントは後日返信したいと思います。