フィリピーナはメールや電話が好きである。
マニラ滞在中にピナちゃんと出会い付き合い始めた当時、ピナちゃんは電話を持っていなかったので友人に電話を借りて私に連絡をしてきていた。
愛を伝えるメッセージも送ってきていたので、私もそれに応える形で返信していたのだが、友人の携帯電話という事もあり、言葉を選んで送りたかったが私の英語力にそんなボキャブラリーはなく、友人の携帯電話に私の赤裸々なメールが残っていると考えると、今思い返しても恥ずかしくなるのである。
私が日本へ帰国してからはお金が掛かるので、ピナちゃんの家族の携帯電話へTelinkというサービスを利用して連絡をしていたのだが、我慢できなくなったピナちゃんがフィリピンから連絡をしてくる事もあった。
サービス業者を介さず連絡すると、数分話をしただけでピナちゃんの日当よりも高くなる事を伝えて、こちらからの連絡を待つように言っていたのだが、それでも寂しくなった時などはネットカフェからメールやskypeでコンタクトを取ってきていた。
私が始めてフィリピンへ仕送りをする時に、どのように送金するのか迷ったので同じような境遇の方の参考になればと思い、私の使っているサービスを紹介しようと思う。最初に断っておくが、情報の鮮度で言えば最新のものではない。以前調べてか[…]
ピナちゃんは来日するまで自分の携帯電話を持っていなかったので、メールが好きだとは気が付かなかったが、来日して携帯電話を買ってあげると尋常ではない量のメールを送ってくるようになった(汗)
仕事中であっても容赦なく送られてくるメールに、「こちらの都合は考えないのかな?」と疑問に思ったが、ピナちゃんからすれば「二人が離れている間でもあなたの事を考えている」という愛情表現なのである。
この大量のメールを受信した日、フィリピンパブでうかつにもメールアドレスを教えて、やはり尋常ではない量のメールが送られてきた事を思い出した。
フィリピンパブで働く女性からのメールは営業活動の一環だとしても、キャバクラでアドレスを教えた時とはボリュームが違いすぎて、フィリピンパブデビューをした多くの男性が困惑した経験があるだろう。
仕事に支障が出るほどのメールを前にして、帰宅した私はピナちゃんとメールの量について話をした。
メールを禁止にするのは簡単な事だがメールのやり取りも日本語学習になるし、ピナちゃんからのメールは嬉しいので、適度な量を理解してもらいたかったのである。
相手の都合を考えてメールを送る事を理解したピナちゃんは、翌日からは適度なボリュームでメールを送ってくるようになった。
最初は英語が主体のメッセージであったが、日本語を覚えてくるとローマ字でのメッセージへと変化し、平仮名を勉強すると頑張って平仮名を使ってメールをしてきて、メールを通してピナちゃんの成長を知る事もできて、元来メール嫌いな私もピナちゃんからのメールは楽しいものとなっている。
最近では所々間違えているが漢字も使うようになってきて嬉しくて仕方がない。
何より送ってくる内容が可愛らしく(主に食べ物の話)メールを心待ちにしている私もいて、メールなんてする男は軟弱だと思っていた頃から比べると、私自身も変わってきたことを実感している。
【公文帰りのピナちゃんからのメール】
【お菓子作りに興味を持ったピナちゃんが、一昨日初めてシュークリームを作った時のメール】
八百屋さんスタイル!?
大半は食べ物の話題なのだけど、予想外の内容や反応が可愛いのである。
シュークリームが美味しかったので本日はのろけてしまいました(・`ω・)b