フィリピン人のゲップ文化と我が家の問題

  • 2014年9月25日
  • 日常
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フィリピン人はお腹が一杯になるとゲップをする人が多い。
フィリピン人にとってゲップは「満足したよ!」という良い意味での表現なのかもしれない。


フィリピンでピナちゃんファミリーと食事をした時も、食後には各々が遠慮なくゲップをする為、日本では中々聞くことが出来ないゲップの合唱を聞く事ができた。

日本ではマナー違反のゲップであるがフィリピンにはフィリピンの習慣があるので、その時は私も僭越ながら合唱団に加わらせてもらい、空気を飲み込み意図的にゲップを出し応戦したものである。

私は勝手にフィリピン人にとってゲップは満足感の現れであると思い込んでいる。
温かく迎えてくれたファミリーに最大限に満足した事を現すには音量も重要なファクターなのではないかと分析し、全身全霊を込め部屋中に轟き渡るゲップをしたが、本人も予想していなかった音量になってしまい、ゲップに耐性のあるフィリピン人達がこぞって振り返り一瞬時間が止まったかのような空気になったので、やはり適度な音量がベストなのであろう。

これからも日本で暮らすピナちゃんには、ゲップは日本ではオナラに次いでマナー違反である事を教えているのだが、幼い頃から習慣化されているゲップカルチャーはフィリピン人の体に染みこんでいるのか、ピナちゃんは依然としてゲップをする事がある。

無意識にゲップをした後は「ゴメンナサイ(´・ω・`)」と恥ずかしそうに謝ってくる事からも、自身の行為がマナー違反だと認識してはいるので、この問題は時間が解決するであろう。

だが我が家にはもう一つゲップに関する問題がある。

生理現象であるゲップは人のいない所でこっそりと済ますのがエチケットだと思うが、気を許しきっている夫婦間においては、しばしば油断してしまいゲップをする事もあるだろう。
謙虚なふりをしてしまったが、しばしばどころか家では遠慮なくゲップをさせてもらっている。

我が家の問題というのはピナちゃんの性癖なのか分からないが、私がゲップをすると駆け寄ってきて臭いを嗅ごうとするのである。前世は犬だったのだろうか・・?

私はゲップはしたいが、臭いを嗅がれるのは何だか恥ずかしいのだ。

しかし所詮はゲップである。
普段であればピナちゃんが駆け寄ってくるまでに空気に溶け込み臭いは気にならなくなる。そのおかげで私は自尊心を保てていたのだろう。

だが本日の夕食は餃子であった。皆様もご存知のように餃子を食べた後のゲップの香りは強烈である。

先ほどピナちゃんと、窓を開け外の空気を吸い込みながら今日一日を振り返りお茶を飲んでいるとゲップが出た。

( ・Д・)=3 ゲフン
(`・ω・´ )クンクンクンクン

(*´Д`*)アイッ!! クサイナマントー!! ウヒー!! 

自分で嗅いでおいてこのコメントである。

結婚一周年前夜に何をしているのだろう・・まぁ幸せだから良いか。

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