ここ数日で気温も上がり今年も夏がやってきたな!という気分である。
例年であれば、すでにエアコンはフル稼動し、涼しい室内で快適な暮らしをしているはずだが、常夏の国フィリピンで育ったピナちゃんは暑さに耐性を持っているのか、いつまで経ってもエアコンを付けようとしない。
私はここ最近、暑さのせいで快眠する事もできず、起きては汗を拭き、また起きてはシャワーを浴びを繰り返し、日を追うごとに体力を失っていた。
エアコンを付ければ全て解決するのだが、灼熱の太陽が照りつけるフィリピンにおいて、トタンの屋根の下で暮らしてきたピナちゃんには、34度など私の感覚で言えば涼しいくらいなのかもしれない。
ましてや女性は冷え性が多いと聞く。
以前勤めていた会社でも、女性社員は「体が冷えるから」という理由で、真夏でもエアコンの設定温度は高めであった。
営業から汗だくで帰ってきた私はUSB扇風機をデスクに設置して、暑さをしのいでいたのを思い出した。
そのような理由から、ピナちゃんの体調を優先的に考えて我慢していたが、現在の我が家は蒸し風呂に入っているようなのだ。
私は終に根を上げ、ピナちゃんには悪いがエアコンの許可を貰おうと話をした。
私「ピナちゃん、もう暑くて我慢の限界なんだけどエアコン使わない?」
ピ「エアコンつけるデスカ?」
私「寒いなら28度設定でもいいんだけど(´・ω・`)?」
ピ「寒くないですよ、最近すごく暑いデス(’A`|||)」
私「えっ!暑いの!?何でエアコン付けないの?」
ピ「エレクトリックビル高くなるデス(’A`|||)(訳:電気料金高くなるでしょ)」
そういう事は早く言ってほしいものである(´;ω;`)!
電気料金を数千円?安くする為に、私はこの暑さに耐えていた事になる。
ここ数日の苦行は何だったのであろうか?
ピナちゃんに我が家のエアコンは節電機能が付いている為、電気料金は扇風機と同じだと少し大げさに説明し、本日からエアコンが解禁となった。
とても快適である。