不審者を怖がる祖母の下へパトロール隊が出動

お年寄りを狙った振り込め詐欺やオレオレ詐欺などの特殊詐欺は、手を替え品を替え一向に減る気配はない。

近頃ではアポ電強盗のような直接危害を加えるものまで増加している。

お年寄りや子供を狙った犯罪は、懲役+鞭打ち+額に焼き印くらい厳罰化しないと減らないと思うのだけど、そんなニュースが流れる度に祖母は不安を募らせている。

 

不幸中の幸いというか祖母は耳が遠いため、補聴器をつけないと会話が困難なので家の電話は飾りとなっていて、携帯電話の名前を見てから電話に出るのでオレオレ詐欺には縁がない。

振り込め詐欺で送られてくる偽の請求書も、祖父母の自宅へ届く郵便物は私の検閲が入るため被害を受けることはないだろう。

 

しかし自宅へ直接やってくるタイプの犯行はどうする事もできないと祖母は心配そうにしていて、その姿を見た祖父が自宅のセキュリティ強化に乗り出した。

そして先日、車庫の様子が見える防犯カメラ、家を囲うように至る所にセンサーライトを取り付けたと報告があった。

これで祖母も少しは安心して暮らせるだろうと思っていたが、余計に不安を感じることになる。

 

真夜中に祖母が目を覚ますと、外に設置してあるライトが点灯したようなのだ。

耳の遠い祖母は音で気配を探ることができないし、障子とカーテンが邪魔をして外の様子をうかがう事も叶わない。

ライトが消えても不審者が家の外にいるのではないかと、しばらくは気が気でなかったらしい。

 

祖母は「太郎がいてくれたら安心なんだけど……」と祖父に漏らしたようで、先日の夕方に祖父から「婆ちゃんが心配してるみたいだから、夜中に誰かいないか様子を見に来てくれ」と電話があった。

風で何か飛んだだけじゃないの?

そう伝えると祖父も「そうだろうな!ワシが見てやってもいいが寝ちまうんだ」と言っていた。

 

まぁじいちゃんも歳だか……

プシッ!!

じいちゃん!缶ビールあけただろ!

 

祖父が眠ってしまう理由も分かったし敷地が荒らされた様子も無いと言うので、行くかどうか迷ったけれど、祖母が安心して眠れるならと真夜中にパトロール隊は出動することにした。

 

夜になってピナちゃんに事情を説明して「ばあちゃんの家の様子を見てくる」と伝えると、「私も私も(‘A`)」と一緒に行きたそうにしている。

祖母は寝ているので会えないことを話しても、「悪い人いたらドウシマスカ(‘A`)!!」と不審者を検挙する気なのか、全く役に立ちそうにないピリピン人が言うのである(汗)

心配するふりをしているが、本心はドライブがしたいだけだろう。

 

ピーナッツパトロール隊出動

こうして私はピナ隊長を引き連れて、真夜中の1時に祖父母の家へ向かった。

祖父母の家に到着して車を車庫へ入れると、車庫の奥には赤外線の監視カメラが赤く点灯して安定稼働している。

 

私達が不審者に間違えられてはいけないので、用心をしながら足音を消して庭へ足を踏み入れると……

目が痛いほど眩しい(涙)

 

祖父の設置したセンサーライトが反応して、田舎の国道沿いのパチンコ屋のように、闇夜の中で家がライトアップされた。

その光量はちょっとした兵器である。

 

そんな中で庭に立ち尽くすゴリラとフィリピン人。

向けられた照明を浴びてコンサート会場のようになっていて、誰も見ていないけれど何だか恥ずかしい。

 

私((ピナちゃん!動かないで!!))小声

ピ((アエイ))

息を潜めて動かないようにしていると、1分もしないうちに照明は消えていった。

 

しかし体を少しでも動かすと、再びセンサーが感知して私達を照らすのである(汗)

センサーの感度どうなってんだよ!

 

祖父は不審者が明確な目的を持って祖父母宅へ侵入しようとしても、躊躇するどころか諦めてしまう強固なセキュリティ体制を構築した事が分かった。

この場にいては本当に通報されかねないので、私達は照明から逃げるように車へと戻ったのである。

 

翌朝に祖父へ電話をして「ライトが点灯したのは間違いなく風だ」とパトロールの報告をしたけれど、夏場は光を求めて虫が大量発生しそうで心配している。

 

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