あけましておめでとうございます。
今年の正月はピナ山家に大きな変化があった。
例年通りであれば、10月頃に開催されるお節会議において、お節ソムリエのピナちゃんがカタログで有名店のお節を選び、正月にお節を食べるのが慣例となっていた。
今年も残すところ2ヶ月となりました、小学生の頃の1年という期間は無限に続くように感じていたものですが、年齢を重ねるごとに時間の経過が早くなってきた気がします。 先日オフィスへデパートから正月に食べるおせち料[…]
しかし昨年、あれほど楽しみにしていた、ピナ山家のビッグイベントお節会議を、ピナちゃんはボイコットしたのである(驚)
どこか体調が悪いのだろうか?
ピナちゃんのお節にかける情熱を知っている私は、「一体どうしてしまったんだ?正気なのか?」と肩を揺すると、今年はお節を手作りすると言い出した。
ピナちゃんはピリピン人でありながら、毎年スーパーに張り出されているお節のウンチクを覚えては、私にドヤリ倒しながら説明するほど、お節事情に精通している。
手作りお節に興味を持つのは必然だったのだろう。
こうして令和時代のお節会議は、お節料理の選抜メンバーを決めるお節総選挙へと形態を変えた。
当選確実と思われていた昆布巻きが、「あまり好きではありマセン(‘A`)」との理由により落選する波乱もあったが、主要メンバーが決まり年末を迎えたのである。
ピナちゃんは30日の夜から料理の仕込みをはじめて、大晦日も朝からチョロチョロと動き回りお節作りに勤しんでおられたので、私も手柄を立てようと「エビの殻剥きにお困りではないですかな?」と参戦しようとしたのだけど、無情にも「テレビを見ててクダサイ(‘A`)!!」と断られた。
プロの手を借りるまでもないのだろう(涙)
初めてのお節作りという事もあり数品だけ作るものだと思っていたが、次から次へと料理が出来上がり、所せましとお節メンバーを並べ始めた。
なんて豪華なメンバーだろうか(汗)
元日の朝、嬉しそうに私を呼ぶピナちゃんの下へ向かうと、そこには本格的なお節とピナ雑煮があった(驚)
本当にフィリピン人なのかい?
ピ「どうですカネ(´・ω・`)?」
私「船場吉兆のお節かと思ったよ!」
ピ「(‘A`)?」
私「これはミシュランが来ちゃうよ!」
ピ「おおい(*´Д`*)」
またピナちゃんの日本人化が進んでしまい、そのうち普段着が着物になりそうである(汗)
その後、冷蔵庫を開けると、お節の予備がタッパーにぎっしり詰まっているのを発見し、このお節は何回転する予定なのだろうか?と若干心配している。
正月早々、世界ではきな臭い動きが見られますが、初詣でお賽銭を5円しか投入してないのに欲張って、私達の事はもちろんですが皆様の1年が素晴らしいものになるようお祈りしておきましたので、今年も1年楽しみましょう!
仕事、家族サービス、酒の飲みすぎで初詣に行きそびれた方へ
お参りするとフィリピン人が優しくなると伝えられている仏像を置いておきます(滝汗) pic.twitter.com/4rxoim6jkK— ピナ山太郎 (@pinayamataro) January 6, 2020