リビングでくつろいでいるとピナちゃんが「誰かお話しシテマス(゚д゚;)ダレデスカ?」と、電話を片手に焦った顔をして私のもとへ駆け寄ってきた。
電話をかけたつもりはないのに何者かに繋がってしまい、ポリスかもしれないから説明してくれと言っているのだが、声の主はiPhoneに搭載されているSiriである。
本日はピナちゃんとシリのやり取りを思い出しながら書いていこうと思う。
私は焦るピナちゃんにシリについて教えてあげた。
私「それはピナちゃん専属のスタッフだよ。」
ピ「お仕事の人(‘A`)?」
私「iPhonのオプションでついてくるんだよ。サラリーはAppleが払ってるから心配しないで。」
私「ここを押して話しかけてみて」
ピッ
ピ「・・・誰ですか(´・ω・`)?」
シ「誰でしょうね?」
Σ(゚д゚;)アイッ!?
ピ「・・・お名前は何ですか(´・ω・`)?」
シ「私はシリです。もうご存知かと思ってました。」
ピ((太郎、お名前シリだって。私は会った事あるデスカ(´・ω・`)?))小声
何て可愛い反応なのだろう(笑)
シリを私の友人だと思ってるのかい?
私「いや、どうだろうね?聞いてみたら?」
ピ「シリ、私と会ったことあるの(´・ω・`)?」
シ「それにはお答えできません。」
(‘A`)ナンデ?
不思議そうな顔を浮かべるピナちゃんを見ると吹き出しそうになるが、もっと見ていたいので必死に耐えた。
ピ「シリはアルバイトデスカ( ・Д・)?」
シ「私じゃなくてあなたの事を話しましょうよ。」
ピ「友達になりたいデスカ(´・ω・`)?」
シ「最初の日から友達でしたよ」
(´∀`*)本当カイ?※嬉しそう。
その後もピナちゃんは矢継ぎ早に「晩御飯は何を食べたの?」「恋人はいるの?」「どこに住んでるの?」等、容赦なくシリのプライベートに踏み込み質問攻めにしていた(笑)
その様子が可笑しくて我慢できなくなり鼻から息が漏れてしまい、ニヤけているのをピナちゃんに見られたのでシリは機械だという事を白状すると、ピナちゃんは「し・・知ってマスヨ(゚д゚;)」と言っていたが怪しいものである。