昨夜、帰りが遅くなった私はピナちゃんから夜遊び疑惑をかけられてしまい、ピナ山家ではCIAを彷彿とさせる厳しい尋問が行われていた。
しかしこの夜遊び疑惑は冤罪で昨日は１日中ろくに仕事もせず、ブログランキングの参加をやめて変わりにソーシャルボタンを設置しようと、このブログの記事下に表示させるソーシャルボタン、通称“シェアしちゃう？ボタン”を作成し設置していただけなのだが、設置の仕方が分からず思いのほか時間がかかってしまったのである。
そのお陰でピナちゃんが尊敬の念を込めてソルジャーと呼ぶ、働き盛りの日本のサラリーマンのように23時頃の帰宅となってしまい、バルコニーから外の様子を伺いながら私の帰りを待ち侘びていたピナちゃんは、私の車を発見すると駐車場まで降りてきて、私にまとわりつきながら部屋へと戻った。
ここまでは良くある話で、23時頃の帰宅は物件調査等を行う日であれば特段珍しい事ではないのだが、昨日は少し事情が違ったのである。
リビングへ入ると私は仕事道具の入ったカバンを置き、風呂に入る前なので全裸にはならずパンツ一枚を残したマナーモードでソファに座り、ピナちゃんが公文に提出する宿題を見ていると、遅めの夕食を作る前にピナちゃんは日課である”まとわりつき”を行おうとしていた。
これは私が帰宅すると毎日行われる行為で時間にして5分位であるが、抱きついたり匂いを嗅いだり顔を撫でくり回したりと、やりたい放題してくるのである。
いつもなら満足したピナちゃんは夕食の準備に取り掛かるのだが、昨夜はまとわりつくのを中断し悲しそうな顔で話しかけてきた。
ピ「太郎・・今日何してたﾃﾞｽｶ(´･ω･｀)」
私「仕事してたよ。」
ピ「本当ﾃﾞｽｶ(´･ω･｀)?」
私「本当だよ。どうしたの？」
ピ「太郎から女の人の匂いがするﾃﾞｽ(´；ω；`)」
!?
ピナちゃんは私のパンツから女の匂いがすると言いオロオロしているのだが、浮気などしていない私はこの言いがかりに困惑するしかなかった。
私「今日はずっとオフィスにいたからね。」
私「電車にも乗ってないから気のせいじゃない？」
ピ「違います。ｽﾙﾃﾞｽ(´；ω；`)何でﾃﾞｽｶ!!」
そんなこと言われても……(´･ω･｀)（困惑）
痴漢冤罪事件でやっていない事を証明するのは難しいと聞くが、身を持って体験する事となった。
冤罪事件の取調べはその後も続き、無実を訴える容疑者を相手に泣き落としで自白を迫るピナちゃんであるが、やってもいない浮気を認める分けにもいかず、「チ○コがフローラルの香りを放っているだけだ」と自分でもそんな分けはないと思う苦しい言い逃れを繰り返していた。
一向に納得する気配は感じられなかったが、お腹も空いていたので何とか状況を打開しようと、していない浮気の説明は諦めて、ピナちゃんの情に訴えかける作戦に出たのである。
私「ピナちゃん！俺はピナちゃん以外の女性に興味はないからね！」
ピ「ﾃﾞﾓ……匂いするﾀﾞｶﾗ(´；ω；`)」
私「I love you !!」
……(ﾟдﾟ;)!?
匂い気のせいかもｼﾚﾅｲ(*´ｪ`*)♪
ピナちゃんにとって”ありがとう”と”I Love you”は魔法の言葉で、疲れていたり元気がない時でも途端に復活するのである。
今回も納得したのか、私が認めないと諦めたのか分からないが、この一言で機嫌の良くなったピナちゃんは「ﾁｮﾄ待ってﾈ(*´Д｀*)」と夕飯を作りにキッチンへと向かったので、過ぎ去った危機に胸を撫で下ろし顔を洗いに洗面所へ向かうと、私は朝の出来事を思い出した。
ピナちゃん！匂いの原因が分かったよ！！
その日の朝、私は洗面所でヒゲを剃っている時に、洗面台に並べられているピナちゃんの化粧品がふと目につき、これをリトルボーイに振りかけたらモチモチになるのかな？と、変な好奇心が芽生えてしまい、化粧水とクリームを勝手に使いリトルボーイのお手入れ（スキンケア）を行ったのである。
このお手入れ（スキンケア）が原因で、いつもと違う匂いがパンツに付いてしまい嗅覚の優れたピナちゃんは浮気を疑ったのだが、匂いの出所が分かった事で私の容疑は完全に晴れ、再びピナ山家に平和が訪れた。
男性の皆様におかれましては、奥様や恋人の化粧品で息子さんのお手入れ（スキンケア）をする場合は、一言伝えておけばいらぬ誤解を招かなくて済むと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。
また今回からブログランキングボタンを撤廃し”シェアしちゃう？ボタン”を設置しております。
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