先日の記事でTシャツ販売を告知した。
「下手糞なのに勘違いするなよ!」という、厳しいご意見を覚悟していたのだが好意的なコメントが溢れており、皆様の温かさを感じ一人ほっこりとした気持ちになっておりました。
そして予想外の出来事でしたが本当に購入された方も大勢いらっしゃり、大変嬉しく天にも昇る気持ちになったのは事実ですが、デザインのプロではない私が書いたTシャツに皆様の大切なお金を使って頂く事に対して、少し後ろめたい気持ちになりましたので、振込みがいくらになるかは分かりませんが収益金はどこかに寄付をしたいと考えています。
ご購入頂いた皆様に直接お礼が言いたい所ですが購入者のアドレス等の情報はトリティが管理しており、お礼のメールをする事もできませんので、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
※本日の記事はお食事中の方には不適切な表現が入っておりますのでご注意ください。
昨日ピナちゃんがお散歩中に見つけたお洒落な喫茶店に出かけていた。
ピナちゃんはレモンティーという洒落た飲み物をオーダーしたのだが、少し前に友人達と行った喫茶店で友人の恋人がレモンティーを注文するのを見て、お洒落だと密かに憧れていたようである。
喫茶店で他愛も無い話をして「そろそろ出ようか?」となった時に、ピナちゃんが「トイレに行ってきマス」と席を立ったので、煙草を吸って時間を潰していたのだが中々帰ってこないのである。
女性はメイクを直すのにも時間が必要だし、う○ことのコンボかもしれないな。
そんな事を考えながら待っていたが、煙草を吸い終わっても出てくる事は無く、僅かに残った珈琲をすすりながら「お腹が痛くなったのかな・・?」と心配しはじめた時に電話がなった。
着信はピナちゃんからでトイレの中から電話をしてきたようだった。
ピ「タロォ・・問題があります(´・ω・`)」
私「大丈夫?お腹が痛いの?」
ピ「違います・・(´・ω・`)」
私「どうしたの?何が問題なの?」
ピ「・・・う○こがカムバックしマス(´・ω・`)」
!?
私「トイレが流れないの?」
ピ「ハイ・・カムバックになりマス(´・ω・`)」
((これはトイレを詰まらせたな・・))
ピナちゃんがトイレを詰まらせるのは2年ぶり2度目である。
2年に1回のサイクルで詰まらせるのは、もうベテランと呼んでも良いのではないだろうか。
ピ「どうしましょ(´・ω・`)」
私「店員さんに言う?」
ピ「ハズカシデス(´;ω;`)」(訳:恥ずかしいです。)
私「じゃあ俺のう○こって事にしてあげるからチェンジしよう。ちょっと待ってて。」
女性が自分のう○こを他人に見られるのは恥ずかしいのだと思い、身代わりになる為にトイレへ向かいながら、私のう○こという事になるのであれば、ウサギの糞のような小ぶりな物ではなくイメージ通りの豪快な物であって欲しいと願っていた。
しかしトイレの入り口で厳しい現実を知った。
これ・・アカンやつや・・
この喫茶店のトイレは男女兼用ではなく、男と女に別れている気を使ったタイプのトイレで、さらに大人数を収容できるタイプだったのである。
私が女子トイレに侵入し下手に身代わりになれば逮捕案件となる可能性もあるため、トイレの外から電話をかけて、ピナちゃんに身代わりにはなれない事を伝えた。
どうしたものか・・・しばし考えたが結局トイレの詰まりの原因が分からない事には指示も出せないので、店員さんに妻の調子が悪そうなので女子トイレに入りたいと伝えて、中に他の女性がいない事を確認してもらいとりあえず潜入してみたのである。
「何か手伝える事があれば言ってください」と声をかけて下さった店員さんに嘘を付いた事が心苦しかったが、とにかく私は女子トイレへ入る事に成功した。
トイレに入り個室の外からピナちゃんに声をかけると扉が開き、中から額に汗をかき顔を真っ赤にしたピナちゃんが出てきた。さぞ焦ったのであろう。
ピ「太郎ゴメンナサイ(’A`|||)」
私「いいよ気にしないで。大物だったの?」
ピ「違います・・(´・ω・`)」
便器の中を覗くと詰まったような形跡は無く、水位も通常のトイレのようであった。
試しにレバーを捻り流してみると・・・・
普通に流れた!?
(´・ω・`)アイ!?
私「流れたね・・・」
私「ソデスネ・・・(´・ω・`)ナンデデスカネ?」
店に迷惑をかけたお詫びに追加注文を行い、依然として動揺して上手く説明できないピナちゃんが落ち着きを取り戻すのを待ち、原因究明の為にトイレでの行動を改めて聞いてみると、う○こが舞い戻ってくる超常現象の真実を我々はついに突き止めたのである。
日頃ピナちゃんはトイレで用を足す時に音は気にしない。
フィリピンでは当然なのかもしれないが、日本人女性は他人に排便の音を聞かれる事を恥じらい、水を流して排便音を掻き消す事を私は知っていた。
将来ピナちゃんが友人と一緒にトイレへ行った時にピナちゃんが恥をかくだけでなく、豪快な用の足し方に友達も驚いてはいけないと、先日トイレの音に関する日本人女性の行動を教えていたのである。
ピナちゃんは教えられた方法を公共のトイレで実践しただけなのだが、流す頻度や日本のトイレの仕組みを理解していなかったので、タンクに溜まっていた水を全て使い果たし、いざう○こを流そうとした時には水不足で流しきれなかったのである。
何故か舞い戻ってくるう○こに焦ったピナちゃんは、再び流そうとするが時間を置いていない為に水が補給されておらず流す事に失敗し、トイレが壊れたと勘違いしていたのである。
こうしてまたピナちゃんは一つ成長したのであった。