モテ期到来!?女子高生と太郎

一昨日の昼、友人Kから「豆まきしないか?」と電話があった。
ピナちゃんに日本の節分文化を教えてあげたいとの心遣いからの誘いである。

昨年は私が節分の日をすっかり忘れていた為に、ピナちゃんは豆まき未経験なのだ。
友人からの嬉しい誘いを快諾し、私は仕事を早々に引き上げ友人K夫妻を駅まで迎えに行く事にしたのである。

張り切っていたので駅へ早く付きすぎた私は、時間を潰すため車を駐車場へ停めて喫茶店へと入った。
注文を済ませた後でスマホを取り出し、周りに悟られないように真剣な顔をしてブックマークされているお尻画像サイトを巡回していると、隣のテーブルに座っている女子高生達の視線を感じた。 

ばれたのか!? いや、この角度で見えるはずはない。
念のため何食わぬ顔で普段見る事もないCNNのサイトを開き、耳を済ませて様子を伺っていると。

「ちょっと・・あの人かっこよくない?(小声)」

!?

何と見る目のある女性達であろうか・・。
運ばれてきた珈琲も今日ばかりはミルクを入れず、美味しくないがブラックで頂く事にしよう。

喉が渇けば自動販売機か公園の水を飲んでいた高校生の頃の私と比べて、喉が渇けば喫茶店に入るという選択肢を選ぶ育ちの良いお嬢様方である。その眼識は確かな物だろう。

人生で三度モテ期があると言われているが、思い返してみれば私のモテ期は、フィリピン(フィリピンパブ含む)・シンガポールのインド人・タイでのオカマちゃんだと認識していたが、どうやらオカマちゃんはカウントされていなかったようである。

この人生三度目のモテ期を表情には出さず満喫していたが、残念ながら私は既婚者である。
ピナちゃんが知る事になれば私はリトルボーイとお別れする事になるであろう(恐怖)

心の中で((お嬢さんすまないね!))と謝りつつも、悪い気はしないので気取って短い足を組んでみたり、煙草の煙を鼻から出さないように頑張ったりしていた。

そうしているうちに友人から駅に着いたと電話があり、会計のため席を立とうとした時、私の後方に座っていた男性が先を越す形でレジへと向かった。

「あぁ・・帰っちゃうね・・」

!?

レジへ向かう男性を見ると、私とは骨格からして違うスラリとしたモデルのような青年で、先ほどの女子高生達は私ではなく、この男前な青年の事を話していたのだと気が付き、顔から火が出る思いであった(涙)

キリリとした顔で過ごした20分は何だったのだろうか・・と悲しい気持ちになったが、これが200X年の北斗の拳の世界であれば、私の方が役に立つはずだと前向きに考えて駅へと急いだのである。