謎のスープの正体

ピナちゃんが1年で最も楽しみにしている日、クリスマスが終わった。

モンタと迎える初めてのクリスマス。

例年のように全力で料理を作ったり、出かけたりは出来ないけれど、モンタをつついて過ごすクリスマスも別の楽しさがある。

 

残念なのは来日してクリスマスの度にニトリで1体ずつ増やしていた、サンタやトナカイの人形が製造中止になった気がすることだ。

2年前のクリスマスはセール価格狙いで、クリスマス直前にニトリへ行ったことで品切れになっていたと思っていたが、昨年も今年も早めにニトリへ出陣したのに売り場で姿を見かけないのである。

これ↑

手ぶらで帰ってきたピナちゃんはしょんぼりしていたけれど、「来年でっかいクリスマスツリーを買ってあげるよ!」と言うと、途端にテンションが爆上がりした(笑)

 

クリスマスイブの夜、毎年ピナちゃんは豪華な料理を作るが、今年はモンタと遊ぶ時間を優先し、メインディッシュは手間のかからないステーキにしたようだけど、私の好きな料理を一品作ると言うので、ビスクスープをお願いした。

私がこの料理の名前を知ったのは最近なのだけど、皆様はビスクってご存じだろうか?

 

まだ私が色んな国をチョロチョロしていた頃、カリフォルニアで知り合って実の息子のように可愛がってくれた方に連れていってもらったレストランで飲んだ、濃厚なエビの香りがするスープが驚くほど美味しかった。

日本に戻ってしばらくすると、そのスープが飲みたい衝動に駆られた。

しかし、スープの名前が分からないのである。

連れて行ってくれた方も亡くなられて聞くことができず、レストランの場所は何となく覚えていたので、グーグルマップでサンタモニカから海沿いを北上し、一軒一軒レストランを調べたりもしたが、記憶も薄れていて「このレストランだ!」と確信するまでには至らなかった。

 

そんな話をピナちゃんにした所、色々と調べてくれて「ビスクですカネ(‘A`)?」と謎のスープの正体を突き止め作ってくれた。

スープを口へ運ぶとまさしくあの味で、それから時々ビスクを作ってもらうのが私は楽しみになったのである。

クリスマスの肉祭り準備中
謎に包まれていたビスクスープ(手前)

もしかすると私が知らなかっただけで、皆様からすると「味噌汁ってなに?」って聞いてるような有名料理だと恥ずかしいのだけど、もし「ビスクって何?」と思った方は一度飲んでほしい。

レストランでは大きなエビ(オマールエビ?)を使っていたと思うが、高価なのでピナ山家では小さなエビで作っていますが、それはもう美味しいです。

今日はクリスマスのモンタの活躍を書こうと思ってたのに、もうすぐミルクの時間なのでまた明日更新します。

 

 

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