この記事は初めての決済に緊張するピナちゃんの続きです。
ピナちゃんが投資用のマンションを手に入れた翌日のことである。
昼過ぎからリフォームプランを考えるため、嬉しそうにピナちゃんは物件へと出かけて行った。
私は月初めの銀行対応などがあり同行しなかったが、話を聞いたり物件の写真を見る限り、バストイレは別だし中々高品質なボロ物件(リフォーム費用を抑えれそうな優良ボロ物件)であったため、床・壁・天井をやり替えれば、実質利回り25-30%くらいで運用できるのではないかと思っていた。
引っ越し需要が落ち着く4月に入る前に、可能なら3月中旬くらいにはリフォームを終わらせる必要があるので、なるべく早めにピナちゃんの考えがまとまれば良いなと考えていたけれど、購入二日目にして3月中に部屋を貸し出すのを断念することになった。
その理由は…
天井から水漏れしてた(涙)
部屋に入ったピナちゃんが目撃したのは、無情にも床に溜まった水であった。このピリピーナは何という引きの強さをしているのだろうか!
私がブログを書いているのを知っていて、ハプニングを提供してくれているではないかと勘繰ってしまうタイミングである。
「床が濡れてマス(’A`|||)」と連絡してきたピナちゃんからは、出かける前の浮かれた様子は一切なくなっていた(涙)
しかしこのようなトラブルが不動産投資の経験値を上げてくれるので、後々の事を考えると早い段階でボロ物件投資で避けては通れない、水漏れトラブルに遭遇して対処方法を勉強できるのは運が良かったとも言える。
「ドウシマショウカ、ドウシマショウカ(´;ω;`)」と思いがけない事態に戸惑うピナちゃんに、心配しなくて何とかなる事を伝えて「どこから水が漏れてるかわかる?」と水漏れの原因を突き止めようと聞いてみると、「天井が腫れてマス(’A`|||)」と名言を残してくれた(笑)
私「腫れてる所を何かでつついてみて」
ピ「オポ(´;ω;`)!!」(訳:はい!)
掃除をしようと持ってきたほうきでピナちゃんが天井をつつくと…
ドンドン!!バシャッ!!
アウー(´Д⊂)
私「どうしたの?」
ピ「シャワーになりマシタ(’A`|||)」(訳:水がかかりました)
何で真下に立ってつついたんだよ(涙)
水漏れ箇所の天井
私「中がどうなってるか見える?」
ピ「暗くて見えマセン(’A`|||)」
私「脚立はあるの?」
ピ「ないデス(’A`|||)」
ピ「太郎、来てクダサイ(’A`|||)」
私「いや、今から銀行の人が来るから…」
ピ「銀行の人も一緒に来てクダサイ(´;ω;`)」
無茶を言うやん!
ピナちゃんは私が行員と税理士に会っている時は、決して邪魔をしてはいけないと知っているのに、それでも助けを求めるのは、私が思う以上に焦っているのだろう。
夕方まで私は時間が取れないので、困り果てるピリピーナのために「監督が困ってるぞ!」と内装屋の友人に連絡をした。
なぜピナちゃんが監督と呼ばれているかは、こちらをご覧ください。
話の見えない連絡に友人は困惑していたが、「頼むよ!俺今日動けないんだよ!」と懇願すると、ピナちゃんの置かれた状況を理解したのか「分かった住所を教えろよ」と男前な事を言ってくれたので、「お礼に今度俺の尻でも見せてやる」と伝えると、「見たくねーよ!」と言いながらも素早く駆けつけてくれたので、あれは完全に私の尻に目がくらんだのだろう。