この記事はまさかの実物に驚きを隠しきれない妻の続きです。
昔話に出てくる架空の和菓子だと思っていたキビ団子をお土産で頂いたピナちゃんは、驚きと嬉しさからキビ団子を食べる心の準備ができておらず、心を落ち着かせるために眠りについた。
前回の記事を更新した翌日、一緒に朝食を食べていると「食べ終わったらキビ団子を食べマスカ(`・ω・´)?」と聞いてきたので心の準備ができたのだと思い、「まだあると思ってるのかい(`・ω・´)?」と言うと、物凄く焦った顔でキビ団子の安否確認へと向かい、食べられていないか無事を確かめていた(笑)
食べられていない事が分かると、ピナちゃんは安堵の表情を浮かべてキビ団子の箱を抱えて戻ってきたので、「優しい旦那だね(・`ω・)b」と言うと、「もし食べてタラ太郎の金玉を一つ貰いマス(`・ω・´)」と言われ、金玉とキビ団子が等価交換なのも驚きであるが、キビ団子への凄まじいまでの好奇心を感じ取り、いつものように盗み食いをしなくて良かったと、アンコが入っていない事に感謝したのである。
これが御門屋の揚げ饅頭であれば、確実に食べていたので危ない所であった(恐怖)
キビ団子を包んでいるビニールを破りテーブルの上にキビ団子を置いた。
ピナちゃんはキビ団子を一つ摘み、色々な角度から眺めたり匂いを嗅いだりして食べる気配がないので、キビ団子のルールを説明したのである。
私「それを食べたらトモちゃんの舎弟にならないといけないよ」※トモちゃん=キビ団子をくれた友人
(‘A`)!?
私「トモちゃんが昼食はサラダって言えば、ピナちゃんもサラダになるけど大丈夫?」
・・・・・(‘A`)
・・・・・(‘A`)
マッ、ショガナイネ(//・ω・//)パクッ
好奇心に負けた(笑)
フムムムムムム(`・ω・´)
マイウ・・・・コリダケ(´・ω・`)? アンコがありマセン
私「キビ団子にアンコは入ってないよ。この美味しさが分かれば大和撫子なんだけどね」
ピ「大和撫子デスカ!! な・・・中々美味しいカモシレナイ(//・ω・//)」
私「美味しくないんでしょ(笑)」
ピ「いえ、美味しいデス。大和撫子デス(`・ω・´)」
このフィリピーナ嘘をつくのである。
ピ「太郎も食ビテクダサイ(*´Д`*)」
私「キビ団子はあまり好きじゃないからいいよ」
ピ「好き嫌いはダメデス、ドウゾ(*´Д`*)」
パクリ
私「ボス!マッサージでもしましょうか(`・ω・´)?」
アイッΣ(゚д゚;)何デスカ?
私「私はボスの舎弟になりましたので、あっ!お皿を片付けますね」
ピナちゃんからキビ団子を貰い舎弟となった私は、黙々と皿をキッチンへ運び洗い始めピナ親分に尽くしていたのであるが、あまりの私の変わりようにピナちゃんは呆気に取られていた。
ピ「太郎、それはワイフのお仕事デスヨ(´・ω・`)チェンジシマショ」
私「いえ、ボスに皿を洗ってもらうなんてとんでもない!」ゴシゴシ、キュッキュッ
ピ「ヤミテクダサイ、私が洗うカラ(´・ω・`)」
一向に皿洗いを止めない私を見て、ピナちゃんは一緒に皿を洗いはじめ、洗い終わった皿を入れたカゴを持って逃げて、困った顔をして部屋の隅で皿を拭き始めたのだが、その行動・表情がとても可愛いのである(天使)
皿を拭いているピナちゃんに近づいていくと手伝われると思ったのか、「キビ団子を返してクダサイ(´・ω・`)」とキビ団子の返品を要求してきて、返品する事で舎弟契約を解除しようとしてきたが、すでに食べた後なので返品のしようがないのである。
「ボスが舎弟をやめろと言うなら、私は舎弟をやめないといけません。」と伝えると、即座に「舎弟エラナイ(´・ω・`)」と言われてしまい、もう少し舎弟プレイを楽しみたい所だったが元通りのピナ山家に戻ったのであった。