先日、所有物件の入居希望者が「ハウスクリーニングはいらないから敷金を下げて欲しい」と言うので快く了承したのだが、その話を聞いたピナちゃんは「ダーティーだとカワイソデス(´・ω・`)」とハウスクリーニングをしてあげたいと申し出てきたので、昨日その物件の掃除をしてもらっていた。
一緒に掃除をする予定だったが、不動産投資を教えてくれた不動産会社の社長の自宅に呼び出されてしまい、遊びに行くと夜まで帰れない事は分かっていたので、掃除は週末にしようと言ったのだが「一人でもダイジョブデス(`・ω・´)」と、ピナちゃんの力強い言葉を受け掃除はピナちゃんに任せたのである。
昼過ぎに社長の自宅で、最近リフォームした物件の説明を写真付きで延々と説明されながら、奥様に作って頂いた手料理を食べているとピナちゃんから電話があった。
ピ「お邪魔してゴメンナサイネ・・チョト問題がありマス(´・ω・`)」
私「どうしたの?」
ピ「生理になったデス(´・ω・`)」
私「・・?何が問題なの?」
ピ「ナプキン持ってないダカラ、服に血がたくさんデス(´・ω・`)」
(((( ;゚д゚)))
ピ「夜に迎えにきてクレマスカ(´・ω・`)?」
私「それなら今から行くよ。」
ピ「それはダミデス(*`Д’)!!」
ピナちゃんには日頃から幾度となく、何も知らない私に色々と教えてくれた社長への感謝の気持ちを話していたので、私の尊敬する社長と過ごす時間を邪魔したくなかったようなのだ。
だが夜までの長い時間、恐らく服を汚さないように全裸で孤独に待つピナちゃんの境遇を考えると、夜に迎えに行くという選択はできないのである。
私「大丈夫だよ。社長とはまた遊ぶから。」
ピ「ダミ!! ダミ!! 社長カワイソディバ!! ダイジョブダカラ(*`Д’)」
私「大丈夫じゃないでしょ?」
ピ「ナプキン買いにイキマス(・`ω・)b」
私「どうやって行くの!?血が出るし服も汚れてるでしょ?」
ピ「・・・靴下あるデス(´・ω・`)」
私「え・・?」
ピ「太郎の靴下あるデス(゚д゚)!!」
私「くつした・・?え・・?靴下!?何で持ってるの(笑)」
ピ「寂しいダカラ・・(´・ω・`)」
ピナちゃんは一人で過ごす時は、私の靴下を匂って寂しさを紛らわしているようであった(涙)
その大切な?靴下を簡易ナプキンにして、ナプキンを買いに行く気なのだ。
しかしナプキンを買った所で服に血を付けたままバスで帰宅するわけにはいかないので、根本的な解決にはなっていない為、何とか物件に留まるように説得を試みたが、頑なに大丈夫と繰り返し電話を切った。
隣で会話を聞いていた社長は全てを察し「奥さん困ってるんだろ。行ってやれよ。」と、男前な言葉を投げかけてくれたので、途中で帰宅する非礼を詫びてピナちゃんのナプキンと着替えを取りに自宅へと向かった。
私が途中で帰った事を知るとピナちゃんが気落ちしてはならないので、「家に帰ったから待っててね」というメールに、ナプキンを探している時に偶然見つけたピナちゃんのパンティーを頭にかぶり、どや顔で撮った写真を添付して送っておいた。
気遣ったふりをしているが変態魂に火が付いただけである。
だが既に遅かったようで「今バスに乗ってます」とピナちゃんから返信があった(驚)
続けて「パンティーにあってます」とメールが来て、待ちうけ画面に設定されないか心配になったが、恥をかく事を極端に嫌うフィリピーナが、血の着いた服を着てバスに乗るという行為に、自身が恥をかいてでも夫を気遣う選択をした事に深い愛情を感じたのである。
その後、最寄のバス停まで迎えに行き到着を待っていると、スカートの上からバスタオルを巻いた斬新なファッションに身を包んだピナちゃんが颯爽とバスから降りてきた(驚愕)
そっちの方が恥ずかしいのではないか?とも思ったが、本人は上手い事隠せたという感じで話していたので、話を合わせておいたのである。
パンティー写真の甲斐もなく「お邪魔してゴメンナサイ(´・ω・`)」と落ち込んでいたピナちゃんだったが、「社長にお客さんが来たから帰る所だったからね(・`ω・)b」と伝えると、ほっとした表情になったので安心した。
家に戻ってからカバンの中に靴下と一緒にナプキンも入れておくように教えたのは言うまでもない。