数日後にブログを更新すると言いながら中心地に二棟ほど気になる物件が出てきたので、内見をしてリフォームプランを考えたり収益の計算をしていると更新が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
現在は中心地から少し離れた場所に住んでいるのでピナちゃんが日本での生活に慣れてきた事もあり、今後の生活を考え便利な市内中心地に一棟物を購入して、ちゃっかり私達もそこへ住んでしまおうと考えています。
私はこれまで所有物件は貸した方が良いと考えていて、他の方が所有する賃貸物件にしか住んだ事がありませんでした。
しかしピナちゃんとの結婚生活をより楽しくするには自由に手を加える事ができる自己所有物件へ住んでも良いのではないか!とコロリと考えを変えてしまい、頑なに守り抜いてきた投資に対する考え方もピナちゃんの前では無力なのだと思った次第です。
今回狙っている物件もボロ物件ではありますが、いつかピナちゃんと子育てをする未来を想像するだけで顔がにやけてしまいます。
前置きが長くなりましたがここからが【第一話】犯罪多発マンションと不気味なマンションの続きです。
前回の記事で紹介した犯罪多発マンションは区分所有者が毎年全戸数の30%以上入れ替わる投資家に人気?の物件(ババ抜き終盤)だった。
そのため区分マンション投資はババ抜きに例えられることがあり、最後に物件を持っていたプレイヤーは負けとなる。
そして今回紹介するのは25㎡-30㎡の1DKタイプの部屋が20戸と1階には店舗が1戸の一棟マンションである。
このマンションの何が問題なのかというと、20戸に対して入居が2戸という入居率10%の不人気物件で、空室の部屋を見ると高い空室率の理由が分かった。
率直に言うと朽ち果てているのである。
床や壁紙が剥がれていたり雨漏りをしている程度では驚かない鋼の心を持っているが、部屋の中にそこそこ立派な植物が自生しているのを見て、さすがの私も怯んでしまった。
肯定的に考えると無料の観葉植物なのだが、入居者がそれを許すわけはないので除草する必要がある。
しかし雨や太陽の恵みのある快適な外の世界ではなく、日の当たらない鉄筋コンクリート造の建物の室内に居を構える事を選択した気合の入った植物達に除草剤は通用するのだろうか?
除草して部屋をリフォームした後にヒョッコリと顔を出されてはたまったものではない。
生えているのがバルコニーなら全く問題ないが、室内に生い茂る植物は私を不安にさせるのである。
ちなみにバルコニーはコケでびっしりと覆われていた(涙)
早々に購入を諦めようかと思ったが、もしかすると他のフロアは手を加える必要がないくらい状態が良いかもしれない。
一縷の望みを持ち見て回ったが、その期待は見事に裏切られ全ての部屋は手直しの必要があり、最後に見た店舗ではさらに衝撃的な光景を目にすることになった。
テナント部分に以前は居酒屋が入っていて居抜き状態(設備や内装が残っている状態)となっており、iPhoneの懐中電灯機能を使い電気の通っていない暗い店内を見ていた。
すると本格的な厨房に興味を持ったピナちゃんが「iPhone貸してクダサイ(`・ω・´)」と私からiPhoneを取り上げ、放置されている業務用ビールサーバーや冷蔵庫といった日ごろ目にする機会の少ない業務用機器を興味深そうに見ていた。
ピナちゃんは奥へ奥へと進んで行き、「オォーイ太郎!これ見てクダサイ(*´Д`*)」とご満悦であるが、iPhoneを取り上げられた私は足元も見えにくい状態で手探りで進んでいくしかないのである(涙)
そんな状態なのに「早くきてクダサイ(*´Д`*)」 と遠くから興奮気味のピナちゃんにせかされ、ピナちゃんのもとへ向かっていると突然ピナちゃんの悲鳴が聞こえた(驚)
(((( ;゚д゚)))イィィィィ!!
悲鳴に驚いて不動産屋さんと私は急いでピナちゃんの所へ駆け寄った。
私「ど、どうしたの?」
ピ「びっくりしまシタ。ヒレがイマス(゚д゚;)」
私「ヒレ?」
そう言ってピナちゃんが明かりを照らす方を見ると
!?
壁一面に魚のヒレが張り付けられていた(涙)
閲覧注意:ヒレ画像
購入する気持ちが折れかけていた所に不気味な光景を目にした事で、完全に購入意欲を無くしてしまい、買い付けを入れることなく撤退した。
ここからがブログに書きたかった事になります。これまでは壮大な前置きです。
撤退した日の夜、ピナちゃんからあるお願いをされた。
ピ「お昼に家を見にいったデショ(´・ω・`)」
私「うん。気になってるの?」
ピ「違いマス。太郎のiPhoneライト付いてマス(´・ω・`)」
ピ「私のiPhoneないデス(´・ω・`)高いデスカ?」
私「いや、ピナちゃんのiPhoneにもライト付いてるよ。」
ピ「(`・ω・´)本当カイ?」
私「ここピッってしてみて。」
ピカー(ライトオン)
(*´Д`*)オォーイ
ピナちゃんがライト機能を知った結果。
さすがはフィリピーナである!