アベノミクスの影響なのか不動産価格が値上がりして、私の購入基準に達する物件が近頃出てこない。
その値段で買っちゃうの?という価格で取引されているのである。
個人投資家が増えて、割高な価格で掴まされているのかとも思っていたが、どうも不動産の動きを見ていると個人投資家が購入するというよりも、銀行が融資をチラつかせ不動産屋の尻を叩き、不動産業者が割高な価格で購入しているようだ。
このような状況が続けば私はする事がなく、とても暇である。
時間ができるのはピナちゃんと遊ぶ時間が増えるので良いと言えば良いのだが、働いている背中を見せて勤労の大切さを知ってもらいたいので、全く仕事をしないのは問題なのだ。
幸いにも収入は過去に購入した物件の賃貸収入と、(※1)円安トレンドに便乗してのロングで絶好調なのであるが、投資物件と為替のチェックなどに掛かる1日の仕事量は1~2時間程度である。
(※1)円高の時に円で外貨を買い、円安の時に外貨で円を買い戻す事。
暇すぎてアメーバピグというゲームをしてみたが、人見知りの私には高いハードルがあり時間が潰せない。
生き別れの兄弟と再開して数分話をした後は、ベンチで寝ている女性にストーキングをした位である。
このままでは駄目だと、これまでとは少し投資方法を変えてみようかなと思い始めた。
フィリピンに関係ない事なのでブログに書く事ではないかもしれないが、決意表明という事でご容赦願いたい。
現在の主な収入の柱は、物件の賃貸収入と売却益。それから為替差益である。
- 安定的な収入を得られる賃貸収入。
- 時間は必要だが大きな利益を得る事ができる売却による収入。
- 取引が活発ですぐに現金化できるFX。
このように特徴の異なる組み合わせでリスクヘッジを行っていたのだが、仕事量を増やすには新しく事業でも始めるか、株に手を出すか、現在の投資スタイルを変えるしかない。
事業を行うのは私の知能では難しそうなのと、株は企業を調べるのに膨大な手間が掛かりそうなので、投資スタイルを変える事にしたのである。
FXに関して言えば会社員だった頃に、短期間の売買を繰り返して痛い目にあった経験があるので、情報の精度・鮮度がプロに劣る私には短期の売買は向いていない為、自分の考えを殺して長期トレンド通りの取引きをするしかない。
となれば、不動産投資に新しい手法を取り入れるしか道は無い。
これまで私が購入基準に設定していたのは、主に1Rの一棟マンションで立地・利回り・築年数・構造を考え、30年後までの収益を予測して安全な物件だけを選んでいた。
だが現在は高値での取引が活発になっているので、どうしても希望の利回を下回ってしまう。
そこで考えたのがボロ物件の再生である。
管理が行き届いていないボロボロの物件を手直しして、こ洒落た物件に生まれ変わらせれば、利回りも上がるのではないか!!
幸い私の友人はドカタが多い。現在もチームを組んで暇な時にお願いする事で格安施工を実現している。
先日見にいった物件は、これまでであれば見向きもしなかったビルであったが、立地・築年数・構造は問題なく、問題なのは『入居者が少ないので現状利回りが少なすぎる』これだけである。(※入居者がいないのは大問題)
入居者が少ない物件は不動産業者にも不人気なので、いくつか候補は出てくる。
リフォーム大好きな私は一部で『客付けの太郎』と呼ばれるほど、所持物件の空室が少ない。
友人にお願いしなくても、暇な時間にピナちゃんと日曜大工をしても良いし、意外といけるのではないかと甘い算段をしているが、1年後泣きながら「アエーイ。・゚・(ノД`)」と投げ売りしているかもしれない。
そうと決まれば、来週はボロ物件見学ツアーにピナちゃんと出かけよう。