ビットコインが値上がりして気が大きくなっていたのか、今月に入ってろくに考えもせず、朽ち果てそうな戸建てを勢いで2戸購入してしまった。
さらに明日返事をもらう予定の小さなビルもあるが、購入できた場合は出資している飲食店のオーナーが借りるというので、こちらは改装費もかからず安心である。
問題はすでに120万円と40万円で購入した戸建て2戸で、購入価格から察しが付くと思うが、今になって「早まったかな・・・」と思ってしまう中々ヘビーな物件となっている。
120万円戸建てのスペック
120万円物件は家と500㎡の山林がセットになっている物で、家は少し手を入れてペット可にすれば問題なく入居してもらえそうなのだが、問題は家から徒歩5分の所にあるセットで付いてくる山林だろう。
最初に山林が付いてくると話を聞いた時には、松茸が生えてなければ簡易ドッグランでも作って地域の人へ解放し、「あら太郎さんって素敵ね」なんて言われようと思っていた。
しかし現実は甘くなくて、おまけで付いてくる山林は思いっきり斜面で、さらに不法投棄禁止の看板が設置されていた(涙)
不法投棄を抑制するために24時間見張るわけにもいかないので、センサーライトでもつけてみようと思うが、不法投棄をするような者に効果があるのか、むしろ「明るくなって捨てやすくなったぜ」と拍車をかけて大量にゴミを捨てられないか心配である。
ただ楽しみもあって、崩壊すれば命とりになる斜面に、子供の頃に山で作っていた秘密基地の大人版ともいえるツリーハウスを作ろうと企んでいる。
ツリーハウスの中で小さな頃は買えなかった夢のお菓子”ルマンド”を、胃が痛くなるまで食べたい。
40万円戸建てのスペック
さらに問題が山積みなのが40万円物件である。
「風呂・トイレ・洗面が一緒になっている三点ユニット物件は購入してはいけない」と、私は全く気にしないけれど不動産投資の基本のように言われている。
40万円物件はそんな三点ユニット物件が生温く感じる、五右衛門風呂・汲取りトイレ・井戸水物件で、それだけではなくて、駐車場なし・旗竿地・土砂災害警戒区域・雨漏りまで追加された7重苦物件となっている。
賢い人であれば、この中の1つか2つでも問題があれば購入を躊躇するが、勢いとは恐ろしいもので何故か「イケル(‘A`)!!」と全然いけないのに思ってしまった(汗)
唯一の救いは無駄に広い庭があるので、借り手がいなかったらピナ山ゴルフガーデンを作って、アプローチを練習する場所にしようと考えてはいるものの、そんな遠くまでいかなくても近所のゴルフ場で練習できるので、やはり何とかして貸したい所である。
売主によると、5年前までは月7千円の「離島なの?」と思う、周辺相場の10分の1以下の価格で貸していたらしいが、近年は借り手がいなくて固定資産税を払うのが馬鹿らしくなり、早急に手放したかったようだった。
まずは雨漏り箇所を修繕して、昔ながらの生活を楽しみたい方を募集をしてみようと思うが、ピナ山ゴルフガーデンになる気しかしないのである(後悔)