フィリピーナと日本の冬

常夏育ちのフィリピーナにとって日本の冬は過酷である。

寒いのは苦手だが雪に対しては並々ならぬ関心を持っているので、来日して初めて雪を見た時の興奮は、その後数ヵ月に渡りフィリピンの家族や友人に力説するほどである。

 

ピナちゃんも来日して冬の洗礼を受け、厚着をして暖かい靴下やスリッパを履いたりして冬の寒さと戦っていたが、ピナちゃんが最も困っていたのは睡眠時に布団へ入った時の冷たさだった。

私を敷布団にする事で寒さを回避しようとしていたが、ピナちゃんに乗られて安眠できなくなったので、その事を記事にすると読者の皆さまからコメントで寒さ対策を色々と教えて頂き、ボアのシーツと布団乾燥機を購入して使用すると、今までの苦行は何だったんだ・・・と思うほどで、季節は冬でも布団の中は常夏の楽園になるので快適に眠れるようになった(感謝)

 

ボアのシーツと布団乾燥機の組み合わせは、私達のように情報に疎い国民に向けて、国を挙げて広く知らせても良いくらいである。

それから個人的にもう一つお勧めなのが着る毛布という数年前に話題になった部屋着?で、暖房の効いていない部屋をチョロチョロしたりバルコニーで珈琲を飲んだりする時に大変重宝しているので、寒さに弱い方はお試しください(・`ω・)b

関連Link:寒くなるとフィリピン妻に敷布団にされてしまいます。

 

こうしてエアコンをはじめ先ほど紹介した着る毛布やボアシーツのお陰で、近年は冬でも快適に過ごせているが、どうしても寒い思いをしてしまうのが風呂場である。

賃貸物件の我が家の風呂には浴室暖房のようなハイテク機器は備わっていないので、シャワーのお湯が出るまで毎日ピナちゃんは凍えている。

私がシャワーを適温にするまで服を着て待っていればよいのだが、私が風呂場へ向かうと何故かピナちゃんは競うように服を脱ぎ先に浴室へ入ろうとする習性があり、自ら寒さに身を投じるのである(不思議)※ただし部屋では基本的に私は服を着ていないのでいつも圧勝している。

 

昨日もいつもの様に風呂場でシャワーの適温待ちをしていると、隣でプルプルと震えているピナちゃんが寒さで思考回路が麻痺したのか、突然私のリトルボーイを指さして「それ暖かいデスカ((‘A`)))?」と聞いてきた。

最初は何を言っているのだろうと思ったが、私は気が付いたのである。

チ〇コの皮のこと言ってる(´・ω・`)

 

寒さで縮こまっているので確かに皮は無駄に余ってはいるが、これは別に防寒のためではない。

突然のデリケートな質問に言葉を失っていると、聞こえていないと思ったのか再度ピナちゃんは聞いてきた。

ピ「それ暖かいデスカ((‘A`)))?」

私「・・・風を通さないからね(´・ω・`)」

ピ「あっ!お湯になりマシタ(・∀・)」

聞きっぱなしなの?

 

寒さのお陰で意味もなく傷つけられたので、さり気なくリトルボーイのレザーコートを脱がせ見栄を張ってみたが、体を冷やしてはいけないと思う気遣いなのか、体を洗ってくれているピナちゃんに再びクルリと元に戻され二度傷ついた(涙)

しかし世間では無駄な物と考えられがちなチ〇コの皮も、少し視点を変えて経済的な側面から見てみれば、日本人男性の7割が本革を所有している事になり、世界的にみてもこのような裕福な国は稀なのではないかと思うのである(号泣)
カイロの存在を知ったフィリピーナ

 

大切な方へ睡眠をプレゼント

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