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最近見てくれている人も増えてきたので、今さらながら私達夫婦が出会う前までの簡単な紹介をしようと思います。


名前:ピナ山 ピナ(仮名)
職業:主婦


1993年生まれ。フィリピンのスラム街に生まれる。
スラム街といっても有名なスモーキーマウンテンではない。

両親は離婚し、母親や親戚と住んでいたが、生活が困窮し捨てられる。
同じスラムに住む未婚の女性に拾われ、幼少期を過ごす。

小学校へ通う事はできなかったが、義理の母親は家?でしっかりと教育をしてくれた。
しかし病院に通うお金の無かった義理の母親が病死。
施設に入れられそうになるが、メイドの仕事を始めた生みの母親が引き取り、再び生活を共にする。

だが母親は仕事が続かず、勝手に路上へ建築したビニールハウスで極貧の生活を余儀なくされる。
ある日、政府の指示で立ち退きを迫られる。ピナちゃんは重機の前に立ちふさがって家を守ろうとしたが、あえなく取り壊され、路上暮らしとなる。

数日後、捨てられていた車を見つけ住み着く。
ピナちゃん一家の現状を聞いた母の兄弟が、ピナちゃんの家(車)を訪れ、母と一緒に引き取ってくれる。


時々メイドの仕事をする母に連れられて行く家庭で、ベッドを目の辺りにし手で感触を確かめると、あまりの気持ちよさに、いつかベッドで眠りたいと夢見るようになる。

叔父はサリサリストアを経営しており、二人は食事に困る事はなく餓死する心配はなかった。
親戚の援助もあり、ピナちゃんは高校に行くことになる。

しかし教科書を買うお金はないので、友人の教科書を紙に写して自分で教科書を作っていた。
叔父はサリサリストアの売り上げを貯めて、トライシクルを購入し徐々に資産を築いていったが、それはしばらく先の事になる。

ピナちゃんが高校生の時の生活レベルは以前より格段によくなったが、それでもトタンで作った家に住み、雨水を溜めて水を確保をし、穴を掘っただけのトイレ、家電などもちろん無い、床にダンボールを敷き服を掛け布団にして眠る生活だった。


高校卒業後、ピナちゃんはマニラの会社に雇ってもらえた。
月額数千円しか稼げない仕事だったが、懸命に母親の生活を支えた。

ある給料日、ピナちゃんは母親の喜ぶ顔を想像しながら、給料日だけ食べる事にしている鶏肉を買い家路についていると、強盗に襲われて給料を全額奪われ、何の為に生きているのか分からなくなる。

ピナちゃんは自分の人生は何でこんなに試練の連続なのだろうと、人生を悲観しながらも、母親の為に働いていた。
そんな時、仕事帰りに空腹(だと勘違していた)で動けないアジア人と出会う。

社長から貰った大切なハンバーガーを半分そのアジア人に分け与えると、翌日そのアジア人からチョコレートを貰い。久しぶりに訪れた幸せに涙する。



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名前:ピナ山 太郎(仮名)
職業:投資家


1984年に神奈川県の外れに次男として生まれる。小学校から空手を初め、高校で柔道を始める。
格闘技ブームの影響を受け、高校卒業後はプロの格闘家を目指し、シュートジムに入門。
スパーリング中に膝前十字靭帯断裂・・敢え無く格闘家としての人生を諦める。

知り合いの紹介で地元の小さな会社へ就職し、営業として第二の人生を歩みはじめる。
給料はそこそこだが激務な会社で、完全にプライベートの時間が無くなる。

このまま残りの人生を消費してしまうのか・・と考えた時にFXと出会う。
これは人生逆転できるんじゃねーの?と何も考えずに売買を繰り返すうちに元本を溶かす。

自分が世間の人々と比べて無知な事を痛感し、勉強熱に火が付く。
営業ノルマを達成したら、残りの時間はひたすら勉強に費やす。

FXで徐々に利益を出せるようになってきたが、流動性の高いFXは損失を出すリスクも大きい為、もっと流動性の低い投資はないかと考えていた時に不動産投資を知る。

しかし私の属性では銀行からの借り入れは難しいと判断し、仕事とFXを両立させて金融資産を構築する事に専念すると同時に不動産投資の勉強を始める。

目標としていた金額をため自作した不動産シミュレーションツールを使い、30年後までの収益を数値化し銀行に持ち込み融資を受ける事に成功する。


仕事をしながらの大家業の両立は難しいと判断し自主管理は諦め、物件管理は管理会社に全て任せるスタイルとなる。

一棟RCマンションを中心に不動産を買い進め、26歳で退社。自由な時間を手に入れる。
今までの抑圧された生活から開放され、東南アジアを中心に旅に出る。

こうやって文章にすると、ピナちゃんの人生は壮絶だった・・・



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